例文・使い方一覧でみる「猛牛」の意味
スポンサーリンク...其夜猛牛数百を集め炬を其角に縛し... 
芥川龍之介 「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」
...暴帝ネロの眼前で猛牛を圧殺して姫君を救うというその面影に彼が似ているというのであった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...この犬一匹いれば猛牛二頭を倒すと...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...父祖伝来猛牛の血を享（う）けている若牛は...
谷譲次 「踊る地平線」
...単に積んだ鉄檻の猛牛に送牛人（カベストロ）と称する専門家が附いてえんさえんさと都大路を練ってくところは大した見物（みもの）だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...勢いこんで猛牛の如く荒（あば）れ廻るのや...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛牛のような一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛牛が難なく退治せられたと見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛牛に次ぐに野牛...
中里介山 「大菩薩峠」
...老躯を提げて唯一人で猛牛に立ち向い...
野上豊一郎 「闘牛」
...牛はいずれも一定の牧場（ガナデリヤ）で訓練された四歳から六歳までの猛牛である...
野上豊一郎 「闘牛」
...火焔の如き息を吐く猛牛が立ち直ると...
野上豊一郎 「闘牛」
...アレナの中央に立つ猛牛の荒い鼻息が...
野上豊一郎 「闘牛」
...例のメフィスト的な爛々たる凄い目を剥いて荒れ狂う猛牛を抱き込むようにして剣を突き刺すと...
野上豊一郎 「闘牛」
...気の弱い牛ならば貧血を起こそうという慓悍（ひょうかん）無比の猛牛ぞろい...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...これに出あってはいかなる猛牛（トオロオ）といえども手も足も出ない...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...例の鉄車隊を猛牛の如く押しすすめ...
吉川英治 「三国志」
...鈍々たる猛牛の鉄車隊は...
吉川英治 「三国志」
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