...書類を呈出する。...
...証拠品を呈出する...
...話題を呈出する。...
...食事を呈出する。...
...声を呈出する。...
...或る日嬢様に向つて私も愈/\来春(らいはる)は博士論文を呈出しますと仕たり顔に云ふと...
内田魯庵 「犬物語」
...いつもその背後に呈出しうる思想をもっていた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...頻(しき)りに文学上の難問を呈出した...
高浜虚子 「子規居士と余」
...彼が幕府に「太陽窮理了解」説の譯述を命ぜられた(これは安永三年に「天地二球使用法」を譯述して呈出したのに基いてゐるといふ)のは五十八歳のときであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...」さらにこのプーチヤチン署名の書翰の日付をみると八月三十一日で箱館奉行へ呈出されたものであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...現実の赤裸々な相貌を呈出することだけに止まる文学を...
豊島与志雄 「今日の条件」
...時には思いも寄らぬ結果を呈出して熱湯とまで沸騰(ふっとう)する事がある...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...君はあまり鼠を捕(と)るのが名人で鼠ばかり食うものだからそんなに肥って色つやが善いのだろう」黒の御機嫌をとるためのこの質問は不思議にも反対の結果を呈出(ていしゅつ)した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一時は御三(おさん)から放逐論(ほうちくろん)さえ呈出(ていしゅつ)された事もあったが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...近々(きんきん)の内水島君は博士論文でも呈出して...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どう云う訳だろう」と独仙君は独仙君だけに時局問題には関係のない超然たる質問を呈出した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...若し見込み違いの時は直ちに辞表を呈出する...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...どこかそのような呈出に平俗さを感じる...
宮本百合子 「「愛怨峡」における映画的表現の問題」
...理性的な文学本質の呈出としての表現に代り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...或は新井白石をして親皇宣下の議を呈出せしめ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...紀伊家から老中へ「左近将監頼興の出府願い」が呈出された...
山本周五郎 「風流太平記」
...署名は陸奥守下中士共とあったそうで、またこれとはべつに、飯淵三郎右衛門、大河内三郎右衛門ら五人が申し合わせ、国目付が江戸へ帰任する途中、伊達桑折の宿(しゅく)で面会を求めて、訴状を呈出した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...過酷な罪科に処された者の名簿も呈出したということだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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