...「亡(ほろ)ぶることなき猛火(みやうくわ)」に...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...それこそ隼(はやぶさ)のように猛然と怪塔ロケットのあとを追いましたが...
海野十三 「怪塔王」
...そのとき猛火はもう羽目板に燃えうつっていた...
海野十三 「空襲警報」
...するとその猛獣が自然に仆れる...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
... 245彼もし我と共ならば猛火をさへも逃れ得て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アキルリュウスの勇猛の...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...猛気殆ど当る可からず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...よほど猛烈な勉強ぶりだったろう...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...船のなかで暴れて手こずりましたよ」旦那や、奥さんや、二人の女中や、数名の若い衆たちが、賑かに中庭から現われると、牡山羊は突然気がたったように、猛烈な勢いで、前脚を突ったて、尻ごみして船長を困らせる...
中村地平 「南方郵信」
...三回も歩いて往復したくらいの猛者(もさ)であるから...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...和合究竟(くきょう)に達してはいかに猛勢の対手(あいて)もたちまち萎縮するより女根に大破殺力ありとしたので...
南方熊楠 「十二支考」
...獅子はその猛き性を子に伝うるや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...猛烈な死闘を現出したせつな...
吉川英治 「上杉謙信」
...猛(たけ)る牛の尾を引いてひきもどしたという程ですからな...
吉川英治 「三国志」
...いかに猛(もう)なりとも...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「美濃の猛虎といわるる斎藤方の大沢治郎左衛門を召しつれて参りました...
吉川英治 「新書太閤記」
...大慾は大勇猛心を出す...
吉川英治 「新書太閤記」
...最も猛烈であったのは二年位であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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