例文・使い方一覧でみる「狷」の意味


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...二葉亭は極めて介な負け嫌いであると同時にまた極めて謙遜(けんそん)であって...   二葉亭は極めて狷介な負け嫌いであると同時にまた極めて謙遜であっての読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...一面には極めて介で人に下るを好まないと同時に...   一面には極めて狷介で人に下るを好まないと同時にの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...陸は介気を吐く野客であった...   陸は狷介気を吐く野客であったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...兄の性行に介味(けんかいみ)があまりに多かった...   兄の性行に狷介味があまりに多かったの読み方
岡倉由三郎 「茶の本」

...介(けんかい)といふものです...   狷介といふものですの読み方
太宰治 「清貧譚」

...隴(ろう)西の李徴は博學才穎(さいえい)、天寶の末年、若くして名を虎榜(こぼう)に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、介、自ら恃む所頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかつた...   隴西の李徴は博學才穎、天寶の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃む所頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかつたの読み方
中島敦 「山月記」

...その弟で矢吹之介...   その弟で矢吹狷之介の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...この私が確かに見たんだから間違いはあるまい」之介は肩などを怒らしながら...   この私が確かに見たんだから間違いはあるまい」狷之介は肩などを怒らしながらの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...之介の顔にはサッと忿怒(ふんぬ)が一と刷毛(はけ)彩られます...   狷之介の顔にはサッと忿怒が一と刷毛彩られますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...この私が確かに見たんだから間違はあるまい」之介は肩などを怒らし乍ら...   この私が確かに見たんだから間違はあるまい」狷之介は肩などを怒らし乍らの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...酒と介(けんかい)に煩(わずら)わされて...   酒と狷介に煩わされての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...削(そ)ぎ立てたようなトゲトゲした顔を介(けんかい)にふり立て...   削ぎ立てたようなトゲトゲした顔を狷介にふり立ての読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...介不覊(けんかいふき)の華族論客として...   狷介不覊の華族論客としての読み方
久生十蘭 「湖畔」

...何しろ御承知のような介な男ですから...   何しろ御承知のような狷介な男ですからの読み方
久生十蘭 「魔都」

...まもなく依然たる介な面持にかえると...   まもなく依然たる狷介な面持にかえるとの読み方
久生十蘭 「魔都」

...監視員はひどく介で...   監視員はひどく狷介での読み方
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」

...亡くなった内儀さんへの一種の介な心からである...   亡くなった内儀さんへの一種の狷介な心からであるの読み方
矢田津世子 「神楽坂」

...介(けんかい)不覊(ふき)なところがある...   狷介不覊なところがあるの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

「狷」の読みかた

「狷」の書き方・書き順

いろんなフォントで「狷」

「狷」の英語の意味

「狷なんとか」といえば?  


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