...独吟を聞かせていただけますか?(Can you play some solo music for me?)...
...彼は独吟が得意だ...
...独吟を聴いていると、心が落ち着きます...
...彼女は独吟を通じて感情を表現するのが上手い...
...独吟の技術を向上するために、日々練習を欠かさない...
...何(ど)うにか工夫して独吟となると聴客(きゝて)の魂を吸ひつけるやうな離(はな)れ業(わざ)も出来たのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...「独吟」というものの成効(せいこう)し難いゆえんはこれで理解されるように思う...
寺田寅彦 「柿の種」
...それは事実上結局上述のごとき独吟とほとんど同じようなものになってしまっているべきはずなのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...結局狭隘(きょうあい)な独吟的になるか...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...寄川恋我恋は斗満(とまむ)の川の水の音夜ひるともにやむひまぞなき病床独吟憂き事の年をかさねて八十三(やそみ)とせ尽きざる罪になほ悩(なや)みつゝ死後希望身は消えて心はうつるキトウスと十勝石狩両たけのかひ翁の絶筆(ぜっぴつ)であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...独吟の唄一トくさり聴(き)きて役者の花道(はなみち)へ出(いづ)る時...
永井荷風 「江戸芸術論」
...屡(しばしば)その伴奏音楽として用ひられる独吟と...
永井荷風 「虫干」
...独吟をはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あるいは独吟連歌に関する心得を聞き...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...文明十八年の暮に宗祇が独吟二十首を実隆に示して批評を求めたなどに徴してもわかる...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...夕立や門脇殿(かどわきどの)の人だまり夕立や草葉をつかむむら雀(すずめ)双林寺独吟千句夕立や筆も乾(かわ)かず一千言時鳥(ほととぎす)の句は芭蕉に多かれど...
正岡子規 「俳人蕪村」
...夕立や門脇殿(かどわきどの)の人だまり夕立や草葉をつかむむら雀(すずめ)双林寺(そうりんじ)独吟千句夕立や筆も乾かず一千言時鳥(ほととぎす)の句は芭蕉に多かれど...
正岡子規 「俳人蕪村」
...守武(もりたけ)は独吟千句を試みんとして...
正岡子規 「古池の句の弁」
...便(すなわ)ち俳諧の独吟千句は成れり...
正岡子規 「古池の句の弁」
...慶安元年板『千句独吟之俳諧』には「枕上の時鶏に夢を醒(さま)されて」「南蛮人の月を見るさま」と時鶏の字を用い居る...
南方熊楠 「十二支考」
...西鶴(さいかく)などは独吟(どくぎん)千句をさえ試みているのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...『描のつま』か何かの独吟に三を下げて...
吉川英治 「江戸三国志」
...一人が女優らしく胸を張ってバイロンの大洋の歌を独吟しては泣き出す...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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