例文・使い方一覧でみる「独りぼっち」の意味
スポンサーリンク...異境の空に独りぼっちの寂しさをおぼえた... 
岩野泡鳴 「耽溺」
...昔から独りぼっちといった感じである...
上村松園 「友人」
...独りぼっちの独り研究といった形であった...
上村松園 「友人」
...あれ程執心だった妙子を独りぼっちに抛ったらかして学問の研究に没頭した...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...私独りぼっちでほんとにどうしていいか分らないんですの』すっかり意気地なくなっている夫人を私は励ますように云いました...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「機密の魅惑」
...それこそ綾子様は誰一人味方のない独りぼっちにおなりになりますから』『そんな理（わけ）とは知らずに――...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「蛇性の執念」
...うち独りぼっちにさそ思て...
谷崎潤一郎 「卍（まんじ）」
...……しょっちゅう独り、独りぼっち、わたしにゃ誰もいないのさ……そういう私が何者か、なんで生れてきたのか、それもわかったものじゃない……（ゆっくり退場）エピホードフ つまり結局ですな、ほかの問題はさておいて、自分一個のことに関するかぎり、ともあれ僕はつぎのごとく言わざるを得んのですよ――運命が僕を遇することの無慈悲残忍なる、あらしが小舟をもてあそぶに異ならん、とね...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...おれはたちまち独りぼっちになってしまった...
知里真志保 「あの世の入口」
...独りぼっちでもちっとも寂しゅうなかですがな...
中村地平 「南方郵信」
...もっとも独りぼっちで水主町（かこまち）の醤油屋さんの離れを借りておいでなさるんだから...
正岡容 「寄席」
...どうして独りぼっち置（お）き去りにされるようなことになったの」「そんな回り合わせになったのです」「あなたの親方さんはふた月のあいだにたんとお金を持って帰れと言いつけたのではないのですか...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...いつも独りぼっちで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...まるっきりの独りぼっちだという事実であった...
「赤い貨車」
...奥様はまったくの独りぼっちなのでございます...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...たった独りぼっちで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...独りぼっちになった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...独りぼっちの味気なさをかこつことになった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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