...当時の狐につままれたやうな心もちは...
芥川龍之介 「京都日記」
...一層狐につままれたような心もちになった...
芥川龍之介 「路上」
...なんだか狐につままれたような変な気がして...
伊藤永之介 「押しかけ女房」
...僕は昨夜から狐につままれた様な気持なんです...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...まるで狐につままれた様な鹽梅(あんばい)なのですよ...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...何だか狐につままれた様な...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...君も無事であった」そして彼は狐につままれたような顔付をしているフランボーの腕を取った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...全く狐につままれたようなものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く狐につままれたような思いで...
中里介山 「大菩薩峠」
...何だか狐につままれたような腑に落ちない気持と...
中島敦 「虎狩」
...狐につままれたような心持で...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...狐につままれたような顔をして戻って来た...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狐につままれたのではあるまいかと思ったほどです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狐につままれたように...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...狐につままれたような顔をして給仕(ギャルソン)の大群を見廻していたコン吉は...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...狐につままれた面持である...
火野葦平 「花と龍」
...自分で用事がたせないと狐につままれたようなことがあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何だか狐につままれたような気持で...
吉川英治 「江戸三国志」
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