...状袋にお金を入れて渡す...
...状袋を開けて中を確認する...
...状態書類を状袋に入れて送る...
...状袋を貰ったらすぐに開けるように言われた...
...状袋に記入漏れがないか確認する...
...大晦日(おおみそか)の夜木村様葉より」葉子はそれを日本風(ふう)の状袋(じょうぶくろ)に収めて...
有島武郎 「或る女」
...紙と状袋と切手を一枚買ひましたし...
石川啄木 「雲は天才である」
...状袋(じやうぶくろ)の端(はし)が見(み)えた...
泉鏡太郎 「艶書」
...相変らず状袋をはる手をつづけていた...
近松秋江 「うつり香」
...婆さんは何時も根好く状袋を張っていたが...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...状袋のようなものを少しばかり置いている...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...せめて状袋にでも入れて「正岡子規自筆根岸地図」とでも誌(しる)しておかないと自分が死んだあとでは...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...この状袋廻しの事をも真似する事になった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そのころ十二三で小学校へ通つてた二人の姉が西洋の状袋の形した包みからまつ黒なお草紙をだし古い木机のうへにひろげて手習ひをしたことをおぼえてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...状袋には署名がないが...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...状袋の封を切った...
夏目漱石 「それから」
...それでも状袋が郵便函の口を滑(すべ)って...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...一風変った状袋だ」「あれはね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...人は中間に在(あ)って赤しと云う豚仙の格言を示したんだって……」「なかなか因縁(いんねん)のある状袋だね」「気狂だけに大(おおい)に凝(こ)ったものさ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...遂(つい)に百枚の状袋を費したといふ事は余にとつてはむしろ意外のことで...
正岡子規 「病牀六尺」
...病める枕辺(まくらべ)に巻紙状袋(じょうぶくろ)など入れたる箱あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...状袋(じょうぶくろ)...
夢野久作 「暗黒公使」
...思いがけなく状袋に入れた何円かの紙幣と...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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