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淺井洌 「信濃國」
...近くは犀川(さいがわ)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...犀川(さいがわ)の河原...
中里介山 「大菩薩峠」
...行きも帰りも犀川橋を渡らなければならなかつた...
中原中也 「金沢の思ひ出」
...犀川を二カ所で堰止めたが...
武者金吉 「地震なまず」
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室生犀星 「愛の詩集」
...犀川べりの大桑の淵へ行って...
室生犀星 「蛾」
...自分の室はすぐ縁から犀川の瀬の音がするところにあった...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...そこはすぐ石垣の下が犀川になっていて...
室生犀星 「幼年時代」
...犀川から支流の土尻(どじり)川の岸に沿うて越える山路だが...
柳田国男 「雪国の春」
...この嶺は木曾川と犀川との分水嶺になっている...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...はつ雁八月十六日、犀川、千曲川を抱いたひろい善光寺平の夜は、昼の残暑を一掃して、風も冷ややかな星月夜だった...
吉川英治 「上杉謙信」
...犀川(さいかわ)に沿い...
吉川英治 「上杉謙信」
...犀川、千曲川の二つの縦横な奔流に囲まれて、善光寺平の一部に三角形のひろい干潟(ひがた)ができた...
吉川英治 「上杉謙信」
...「…………」ここから見る千曲、犀川の上流、約一里弱の彼方に海津の城はある...
吉川英治 「上杉謙信」
...何か、中軍の御主君をかこんで、諸大将が寄っている」「立ち評定か」後方の足軽組などのあいだに、そんな私語(ささやき)がやや騒(ざわ)めきかけたと思うと、たちまち謙信の声と、その姿とが、全軍の上へ向って、「小荷駄、大荷駄をのぞき、先鋒隊より順次、犀川を左に見て、東――八幡原のほうへ向って徐々迂回(うかい)前進せい」という大号令が聞えた...
吉川英治 「上杉謙信」
...犀川をお渉(わた)りあって...
吉川英治 「上杉謙信」
...犀川まで引いて来た...
吉川英治 「上杉謙信」
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