...水田の「苗代」に水を張る...
...田植え前に「苗代」を整える...
...「苗代」に植えた苗が育って、稲穂が実る...
...年々、「苗代」の環境が悪化している...
...この地域では「苗代」作りが盛んで、美味しいお米が作られる...
...岩代(いはしろ)猪苗代湖のなかに翁島(おきなじま)といふ小さな島がある...
薄田泣菫 「茶話」
...猪苗代湖が若松平野を浸してゐた時分には...
田山録弥 「町」
...これを認めてこの神童を大成せしむべく努力した最初の恩人は猪苗代町古城町に現住の小林榮さんである...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...防水紙を覆せた温床式苗代を見ると...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...そして足元に苗代が出るのが特徴となっている...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...本来ならばこの猪苗代湖の水は...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...背後(うしろ)の苗代(なわしろ)の中とかなんとか言うに決ってますよ」「よしよし」源吉はそれを聴き捨てて長四畳に入って行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...田甫となる 二句田植唄台湾館のあつたとこ弁天を苗代水の手で拝みさらに出合茶屋の昔おもひて不忍の昔は色気いま喰気(くいけ)敗戦のおかげ燈籠流しの灯盆おどり諸所にあり 二句いくさなけりやこそ佃から盆をどり伊勢丹へ音頭のひゞくおもしろさ他に...
正岡容 「東京万花鏡」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...その苗代田の跡へ直ぐに植付けることのできるように...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...その中でこの苗代川ほど歴史を固く守った所はなくまたここほど高麗人の今も集団する土地はない...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...もし今後苗代川の黒物に醜いものが現れるとしたら...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...焼米貰(やきごめもら)いと称して苗代種蒔(なわしろたねま)きの日に...
柳田国男 「海上の道」
...南魚沼郡では苗代の種籾の殘りを乾して炒つて...
柳田國男 「食料名彙」
...今日まで苗代の水口に挿むところの斎串(いぐし)が...
柳田國男 「地名の研究」
...田植のはじめ苗代(なわしろ)のおわりころに...
柳田国男 「母の手毬歌」
...それから苗代(なわしろ)のこしらえがすぐにつづき...
柳田国男 「母の手毬歌」
...春には苗代(なわしろ)に種子(たね)を蒔(ま)き水を引き...
吉川英治 「宮本武蔵」
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