...室生犀星(むろふさいせい)これは何度も書いたことあれば...
芥川龍之介 「田端人」
...室生犀星茲にありと魚眠洞の洞天に尻を据えている...
芥川龍之介 「出来上った人」
...木犀草(もくせいさう)(レセダ)又はにほひあらせいとう(ヘイランツス)の花など道の傍に野生したり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...木犀(もくせい)の衰へたる香(におい)かすかに匂ふ...
田山花袋 「田舎教師」
...槇や檜の多い栽込(うゑこみ)の中の木犀のかをり...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...すると急に犀星が欣然として...
萩原朔太郎 「田端に居た頃」
...(室生犀星氏に)...
萩原朔太郎 「利根川の岸邊より」
...今日の「教育された室生犀星」は...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...犀星と前後して北原白秋...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...室生犀星氏の「早稲田文学」に於ける連載小説「弄獅子」である...
牧野信一 「月評」
...今もジャワで虎や犀を闘わす由(ラッツェル『人類史』二)...
南方熊楠 「十二支考」
...子供と云えば犀星が今月「蝶」という小説をかいて居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...願くばわが室生犀星に再び光栄あれ...
室生犀星 「抒情小曲集」
...室生犀星の顔にはモンスターが棲んでいると何かに書き...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...かつて犀川(さいかわ)と浅野川の西東に流れていた時を知ってるといった...
柳田国男 「山の人生」
...「虎(とら)も犀(さい)もばかやつらだし...
山本周五郎 「青べか物語」
...「妻女山より加勢の敵は、何分大兵、それに新手(あらて)、一概には支えかねおりますが、お味方こぞって、徐々と、この犀川、丹波島の此方へさして引揚げておりまする...
吉川英治 「上杉謙信」
...犀角(さいかく)...
吉川英治 「三国志」
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