...室生犀星(むろふさいせい)君はこれは――今僕の前に坐つてゐるから...
芥川龍之介 「食物として」
...多分犀の角程のね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...この深刻なる内的経験において彼と己(おのれ)と霊犀(れいさい)相通ずるを知り...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...隣りの木犀(もくせい)にも...
太宰治 「斜陽」
...或は犀象のたぐひに打乗り...
太宰治 「津軽」
...その時代の人間――もし人間がいるとしたら――の目にはこの犀がおそらく優美典雅の象徴のように見えるであろう...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...瘤(こぶ)だらけのいたやは犀(さい)のように立ち...
中勘助 「島守」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...雜誌「文藝」に發表した僕の評論(詩に告別した室生犀星君へ)は...
萩原朔太郎 「悲しき決鬪」
...感傷の人犀星に逢へば菓子も憔悴す...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...かの遠き赤城を望むわが部屋の窓に咲きたる木犀(もくせい)の花...
萩原朔太郎 「短歌」
...室生犀星は新生した...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...室生犀星が郷里を去つて上京した...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...毎日のやうに犀星とは往復し...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...犀星論はまだ一度も書いたことがなかったように思っている...
正宗白鳥 「弔辞(室生犀星)」
...貴重品として将来は故人の姫君に与えようと考えていた高級な斑犀(はんさい)の石帯(せきたい)とすぐれた太刀(たち)などを袋に入れ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...犀川(さいかわ)に沿い...
吉川英治 「上杉謙信」
...室生犀星(むろうさいせい)氏は微症で見えなかったが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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