...室生犀星(むろふさいせい)...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...唯室生犀星の蒐集品はおのづから蒐集家の愛を感ぜしむるに足る...
芥川龍之介 「わが家の古玩」
...のぢやは室生犀星の「けなるい」とか「ぢや」とかいふ金澤ことばに染つたもの...
小穴隆一 「二つの繪」
...室生犀星の長男の豹太郎が死んだときに...
小穴隆一 「二つの繪」
...さうして見おぼえのある閼伽井のそばの木犀の蔭へいつてかはるがはる呼んだら貞ちやんはがたがたと内玄関の戸をあけて私たちを茶の間へ案内した...
中勘助 「銀の匙」
...室生犀星氏がいつか或る随筆で書いてゐたが...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...室生犀星氏は、性格的にも、芥川氏の対照に立つ文学者である...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...この内で吉川惣一郎君と室生犀星君とが...
萩原朔太郎 「追憶」
...そこには明らかに「室生犀星樣」と上書きされてる...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...僕は犀星の詩を全部讀んでる...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...インド人はしばしば象犀や馬を色々彩って壮観とする由...
南方熊楠 「十二支考」
...インドで犀(さい)を闘わすにその毛を諸色で彩った...
南方熊楠 「十二支考」
...六うしろの犀川(さいかわ)は水の美しい...
室生犀星 「幼年時代」
...幸崎伊次郎は鷹揚に笑つて犀星は大いにやりに来たんだね...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
...室生犀星の顔にはモンスターが棲んでいると何かに書き...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...傷軍の将は母心に似る犀川(さいかわ)の岸まで謙信は一気に馬を跳(と)ばして来た...
吉川英治 「上杉謙信」
...犀(さい)ヶ崖(たに)附近の敵へ鉄砲を撃ちこんで帰って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...蓮華草この辺(へん)にもとさがし来て犀川岸(さいかわぎし)の下田(しただ)に降(お)りつげんげん田もとめて行けば幾筋(いくすじ)も引く水ありて流に映(うつ)るおほどかに日のてりかげるげんげん田花をつむにもあらず女児(めのこ)らさきだつは姉か蓮華の田に降(お)りてか行きかく行く十歳下(とおした)三人(みたり)という一連の歌などは...
和辻哲郎 「歌集『涌井』を読む」
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