...最も特色のある一人である...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...況(いはん)や最も特色のある才人などと云ふものの等閑に附せられてゐる筈はない...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...頗る特色のある言いかただった...
芥川龍之介 「島木赤彦氏」
...特色のある顔をしている...
芥川龍之介 「上海游記」
...もっと何か地方的な特色のあることを御存知の筈と存じますわ...
海野十三 「三人の双生児」
...彼は子供の頃から機械だの細工物だのいふ方面に特色のある才能を現してゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ラジオがジャーナリズムとして最も特色のある点は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...――最も特色のあるのは後篇で...
戸坂潤 「読書法」
...案外特色のある思想家はいないというのが...
戸坂潤 「読書法」
...だが考えて見ると徳川期封建制ほど特色のある封建制は又とあるまい...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...すべて特色のあるところがその書きぶりで...
夏目漱石 「思い出す事など」
...そこに日本画の特色のあることも見落せないが...
藤島武二 「画室の言葉」
...特色のある派手(はで)な字というのではないが決して平凡ではないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その生活は頗(すこぶ)る特色のあるものであった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...特色のある詩をお作(つくり)になりました...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...各地方にはそれぞれ特色のある品物が今も手で作られつつあります...
柳宗悦 「民藝四十年」
...特色のある人びとであり...
山本実彦 「十五年」
...もっと遠い以前から特色のある松の樹があったにちがいない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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