...江戸幕府の四大奉行(勘定奉行、町奉行、物頭奉行、寺社奉行)の一つとして、堺の領地をつかさどる役職のこと...
...「町奉行兼物頭、近藤隆左衛門か」百城は、紙へ、認(したた)めた...
直木三十五 「南国太平記」
...物頭にすぎなかったが...
直木三十五 「南国太平記」
...榊原(さかきばら)に仕えて代々物頭(ものがしら)列を勤めてきたが...
久生十蘭 「鈴木主水」
...八月 七日 杉浦 三蔵 御側調役同 九日 生島 孫太 取次下番同 十二日 矢部国四郎 調役並同 同 多門 孝平 物頭添役同 十五日 石井久之助 使番並殉死願は続々と出て...
久生十蘭 「玉取物語」
...物頭(ものがしら)...
森鴎外 「栗山大膳」
...いちど物頭の屋代藤七へ嫁したが...
山本周五郎 「菊千代抄」
...物頭(ものがしら)に欠員ができたので...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...矢崎が物頭として直臣にあげられたとき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...物頭の上田帯刀(たてわき)(仲敏)という者が...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...案内役は国許の物頭...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...侍小頭の室木斎八と物頭の今津源太夫のふたりが...
吉川英治 「黒田如水」
...軍師(ぐんし)昌仙(しょうせん)と物頭(ものがしら)の轟(とどろき)又八が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...早川大膳(はやかわだいぜん)などの諸士――物頭格(ものがしらかく)の人々...
吉川英治 「新書太閤記」
...長門でござります」物頭の岩室長門は...
吉川英治 「新書太閤記」
...岐阜城の物頭(ものがしら)早川大膳(だいぜん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...――徒渉にかかる前に物頭と老臣から云い渡された戦闘に入ることばについて...
吉川英治 「新書太閤記」
...棚橋(たなはし)甚兵衛という物頭(ものがしら)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...「二の丸詰(づめ)の物頭(ものがしら)...
吉川英治 「新書太閤記」
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