...テレビのリモコンを使って、物指しでチャンネルを変える...
...手作りの物を作るとき、物指しで糸を通すと便利...
...物指しで画面の上の方を指して、「あそこに何かあるよ」と友達に教える...
...失敗しないために、物指しで指示を確認しながら作業することが大切だ...
...絵を描くときに、物指しでイメージした場所に細かい部分を描いていく...
...一つの与えられた単位物指がこの垂直線上に幾囘運ばれたるかをごらんなさい...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...こうして求められた二つの場処(もしくは時計)のお互の距離は基準系 K に対して静止せるある物指を結合線の上に繰り返して列べて測る事が出来ます...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...お蔦が物指(ものさし)を当てた襦袢(じゅばん)の袖が見えたので...
泉鏡花 「婦系図」
...先ず物指しのような長い二本の厚紙(セルロイドその他何でも)の棒を作り...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...物指(ものさし)で脊(せな)かくことも日短(ひみじか)来るとはや帰り支度(じたく)や日短昭和八年十一月十九日 発行所例会...
高浜虚子 「五百句」
...物指しの刻み方の問題とは関係がない...
戸坂潤 「社会時評」
...物指しの数字的性質に就いては...
戸坂潤 「社会時評」
...健三はその傍(そば)に散らばっている赤い片端(きれはし)だの物指(ものさし)だの針箱だのを見て...
夏目漱石 「道草」
...「おい少し金を入れてくれ」細君は右の手で物指(ものさし)を持ったまま夫の顔を下から見上げた...
夏目漱石 「道草」
...「その近江(おうみ)のおうの字が分らないんだ」細君は立て切った障子を半分ばかり開けて、敷居の外へ長い物指(ものさし)を出して、その先で近の字を縁側へ書いて見せて、「こうでしょう」と云ったぎり、物指の先を、字の留った所へ置いたなり、澄み渡った空を一しきり眺(なが)め入った...
夏目漱石 「門」
...また刃(は)の裏には度盛(どもり)がしてあるから物指(ものさし)の代用も出来る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...日本のあらゆる女性が手にもって暮して来た物指やテープをハトロン紙の上に走らせるばかりでなく社会の上に...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...物指(ものさし)では計られない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...美か醜かで判じるような物指(ものさし)に...
柳宗悦 「民藝四十年」
...本当の初恋ならそんな簡単な物指では決められない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いつもある物指で計り...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あるいは概念の物指を出して計ったりする...
柳宗悦 「民藝四十年」
...安価な物指で民藝を形から追う者が出たりする事であった...
柳宗悦 「民藝四十年」
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