...テレビのリモコンを使って、物指しでチャンネルを変える...
...手作りの物を作るとき、物指しで糸を通すと便利...
...物指しで画面の上の方を指して、「あそこに何かあるよ」と友達に教える...
...失敗しないために、物指しで指示を確認しながら作業することが大切だ...
...絵を描くときに、物指しでイメージした場所に細かい部分を描いていく...
...彼の物指を繰返して棒と並べて...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...氷の厚さに物指しをあて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...物指しの数字的性質に就いては...
戸坂潤 「社会時評」
...実物指教の掛図とかを頒布したのは...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...物指(ものさし)の先でしきりに敷居を敲(たた)いている...
夏目漱石 「虞美人草」
...――ちょっとその物指を借(か)してちょうだい」「そうして裁縫(しごと)を勉強すると...
夏目漱石 「虞美人草」
...「おい少し金を入れてくれ」細君は右の手で物指(ものさし)を持ったまま夫の顔を下から見上げた...
夏目漱石 「道草」
...「その近江(おうみ)のおうの字が分らないんだ」細君は立て切った障子を半分ばかり開けて、敷居の外へ長い物指(ものさし)を出して、その先で近の字を縁側へ書いて見せて、「こうでしょう」と云ったぎり、物指の先を、字の留った所へ置いたなり、澄み渡った空を一しきり眺(なが)め入った...
夏目漱石 「門」
...物指(ものさし)の先(さき)を...
夏目漱石 「門」
...現にせんだってなどは物指(ものさし)で尻ぺたをひどく叩(たた)かれた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...物指ではかってみたりするまでもなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...日本のあらゆる女性が手にもって暮して来た物指やテープをハトロン紙の上に走らせるばかりでなく社会の上に...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...物指(ものさし)では計られない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...美か醜かで判じるような物指(ものさし)に...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いつもある物指で計り...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あるいは概念の物指を出して計ったりする...
柳宗悦 「民藝四十年」
...安価な物指で民藝を形から追う者が出たりする事であった...
柳宗悦 「民藝四十年」
...つまりそれは仮りに定めた「物指(ものさし)」というものとの相対的な心覚えにしか過ぎません...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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