例文・使い方一覧でみる「物憂い」の意味


スポンサーリンク

...二日の物憂い旅の後に晩秋の東京に着いた...   二日の物憂い旅の後に晩秋の東京に着いたの読み方
有島武郎 「小さき者へ」

...物憂い様な泣声が...   物憂い様な泣声がの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...言葉をかけようとしたが舌が重くって物憂い...   言葉をかけようとしたが舌が重くって物憂いの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」

...ひどく物憂い気持に襲はれたのである...   ひどく物憂い気持に襲はれたのであるの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...室内は物憂い静寂に復(かえ)った...   室内は物憂い静寂に復ったの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...物憂い表情をうかべる...   物憂い表情をうかべるの読み方
田畑修一郎 「南方」

...物憂い五体を提げ...   物憂い五体を提げの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...みな緩慢な動作の物憂い幻だったとしか思えない」八十度圏は...   みな緩慢な動作の物憂い幻だったとしか思えない」八十度圏はの読み方
久生十蘭 「南極記」

...この物憂い筆をとっていると言えようか...   この物憂い筆をとっていると言えようかの読み方
堀辰雄 「ほととぎす」

...徳ちやんの上に物憂い同情の念が湧くのみだつた...   徳ちやんの上に物憂い同情の念が湧くのみだつたの読み方
牧野信一 「街角」

...ちやうど物憂い寢ざめからさめると...   ちやうど物憂い寢ざめからさめるとの読み方
室生犀星 「蒼白き巣窟」

...物憂い昼間の仕事台に向っていたときの男とは別人のような元気と精力をもっているようにおもわれた...   物憂い昼間の仕事台に向っていたときの男とは別人のような元気と精力をもっているようにおもわれたの読み方
室生犀星 「香爐を盗む」

...物憂いながらわたしは気づいてゐた...   物憂いながらわたしは気づいてゐたの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...わたしはむしろ物憂い嫌厭に似た気もちにさへなつた...   わたしはむしろ物憂い嫌厭に似た気もちにさへなつたの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...へいぜいの鉄の物憂い調子の間にあらはれた...   へいぜいの鉄の物憂い調子の間にあらはれたの読み方
室生犀星 「鉄の死」

...冬が起き上ったような物憂い寒々した腰つきが...   冬が起き上ったような物憂い寒々した腰つきがの読み方
室生犀星 「童話」

...行燈(あんどん)に灯を入れるのも物憂いので...   行燈に灯を入れるのも物憂いのでの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...さだめし物憂い顔しておろう」信長は...   さだめし物憂い顔しておろう」信長はの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「物憂い」の読みかた

「物憂い」の書き方・書き順

いろんなフォントで「物憂い」


ランダム例文:
丁目   がぼっと   花いけ  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
卒業証書   指定席   道義的責任  

スポンサーリンク

トップへ戻る