例文・使い方一覧でみる「物怪」の意味


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...物怪(もののけ)でも棲んでいそうなほど鬱蒼(うっそう)たる全山の高い梢(こずえ)が絶え間もなく飄々(ひょうひょう)と哮(ほ)え猛(たけ)っているばかりであった...   物怪でも棲んでいそうなほど鬱蒼たる全山の高い梢が絶え間もなく飄々と哮え猛っているばかりであったの読み方
橘外男 「逗子物語」

...これは何かの物怪(もののけ)じゃ」「これは...   これは何かの物怪じゃ」「これはの読み方
田中貢太郎 「不動像の行方」

...物怪(もののけ)につかれたように立ち竦(すく)んだのは稀れに見る光景であります...   物怪につかれたように立ち竦んだのは稀れに見る光景でありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その傷が物怪(もっけ)の幸いというものだ...   その傷が物怪の幸いというものだの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...柳の木蔭にまだ何か物怪(もののけ)が残っているようです...   柳の木蔭にまだ何か物怪が残っているようですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...やはり釣鐘や半鐘の擬態であつて首尾好くそれで嚇し切れれば物怪の幸ひだつたが...   やはり釣鐘や半鐘の擬態であつて首尾好くそれで嚇し切れれば物怪の幸ひだつたがの読み方
牧野信一 「ペルリ行」

...某(なにがし)の院の物怪(もののけ)の出た夜が源氏に思い出されるのである...   某の院の物怪の出た夜が源氏に思い出されるのであるの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...葵(あおい)夫人は物怪(もののけ)がついたふうの容体で非常に悩んでいた...   葵夫人は物怪がついたふうの容体で非常に悩んでいたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...例の執念深い一つの物怪(もののけ)だけはどうしても夫人から離れない...   例の執念深い一つの物怪だけはどうしても夫人から離れないの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...去年から太后も物怪(もののけ)のために病んでおいでになり...   去年から太后も物怪のために病んでおいでになりの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...「しかしこれは物怪(もののけ)の所業だろうと思われる...   「しかしこれは物怪の所業だろうと思われるの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...私は姿など見せたくなかったのだけれど」と物怪は叫んだ...   私は姿など見せたくなかったのだけれど」と物怪は叫んだの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...一度現われて以来おりおり出て物怪は悲しそうなことを言うのであって...   一度現われて以来おりおり出て物怪は悲しそうなことを言うのであっての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...また物怪が一時的に絶息をさせたのかもしれぬと僧たちは加持(かじ)に力を入れたのであるが...   また物怪が一時的に絶息をさせたのかもしれぬと僧たちは加持に力を入れたのであるがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...物怪(もののけ)か何かが憑(つ)いたのだろうか...   物怪か何かが憑いたのだろうかの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...いつもの物怪(もののけ)は久しく禍(わざわい)をいたしませんでしたのに恐ろしいことでございます...   いつもの物怪は久しく禍をいたしませんでしたのに恐ろしいことでございますの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...どうした物怪(もののけ)が憑(つ)いたかと周囲の人たちが騒いでいるうちに...   どうした物怪が憑いたかと周囲の人たちが騒いでいるうちにの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...何がこうさせたかをよく物怪(もののけ)を懲らして言わせるがよい」と言っていたが...   何がこうさせたかをよく物怪を懲らして言わせるがよい」と言っていたがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

「物怪」の読みかた

「物怪」の書き方・書き順

いろんなフォントで「物怪」

「物怪」の英語の意味


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