...意富加牟豆美(おほかむづみ)の命といふ名を賜ひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...「針間(はりま)の志自牟(しじむ)が家に住みし時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...私はぢつとその「釈迦牟尼仏」といふ字に見入つた...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...……十二月十三日曇、行程四里、大牟田市、白川屋((マヽ))昨夜は子供が泣く、老爺がこづく、何や彼やうるさくて度々眼が覚めた、朝は早く起きたけれど、ゆつくりして九時出立、渡瀬行乞、三池町も少し行乞して、普光寺へ詣でる、堂塔は見すぼらしいけれど景勝たるを失はない、このあたりには宿屋――私が泊るやうな――がないので、大牟田へ急いだ、日が落ちると同時に此宿へ着いた、風呂はない、風呂屋へ行くほどの元気もない、やつと一杯ひつかけてすべてを忘れる...
種田山頭火 「行乞記」
...釈迦牟尼(しゃかむに)の其生の初に為(せ)られた処をされねばならなかったか? 世間は誰しも斯く驚き怪(あやし)みました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...伊牟田」「吉之助が何んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...益満(ますみつ)休之助と伊牟田(いむだ)なにがしと小島なにがしと...
中里介山 「大菩薩峠」
...釈迦牟尼(しゃかむに)によって取抑えられたときの恐怖が...
中島敦 「悟浄歎異」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...牟田先生はこの村に居ていろんな病人を治してやり...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...紀州西牟婁郡では今もこうして蛇を捨てる...
南方熊楠 「十二支考」
...愛美幸賜天牟(めぐみさきわいたまいてん)〉とある由...
南方熊楠 「十二支考」
...牟婁郡曾根荘賀田浦に多し」と見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...私はかつて黒牟田から佐賀に通じる街道で...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...その底知れぬ謹厳な芸力にヘトヘトになるまで降参させられ襟を正させられたものでした」◇牟田口利彦氏の話によると...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...早くも中牟県(ちゅうぼうけん)(河南省中牟・開封―鄭州(ていしゅう)の中間)――の附近までかかっていた...
吉川英治 「三国志」
...この武蔵の国には――牟邪志乃国造(ムサシノクニノミヤツコ)――以来の子孫であり豪族たる...
吉川英治 「平の将門」
...……牟礼(むれ)どの...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??