...B上(かみ)は精養軒の洋食から下(しも)は一膳飯、牛飯、大道の焼鳥に至るさ...
石川啄木 「一利己主義者と友人との対話」
...本郷本富士町の警察の前に大きな牛飯食堂がありました...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...男爵と牛飯(ぎうめし)8・28(夕)頃日(このあひだ)亡くなつた岩村透男(だん)は...
薄田泣菫 「茶話」
...「美味(うま)い牛飯屋が一軒あるんです...
薄田泣菫 「茶話」
...そして物の二十分と経たぬ間(ま)に会堂側(わき)の牛飯屋の店先に立つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...砂利(じゃり)や瓦や川土(かわつち)を積み上げた物蔭にはきまって牛飯(ぎゅうめし)やすいとんの露店が出ている...
永井荷風 「日和下駄」
...砂利(じやり)や瓦や川土(かはつち)を積み上げた物蔭にはきまつて牛飯(ぎうめし)やすゐとんの露店が出てゐる...
永井荷風 「水 附渡船」
...十銭の牛飯も食えないなんて……...
林芙美子 「新版 放浪記」
...最後の十銭の白銅を牛飯にかえて五六時間地上の生活をのばす代わりに...
平林初之輔 「動物園の一夜」
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槇本楠郎 「赤い旗」
...焦土の生計として上野の山に葭簀を持ち牛飯を売る...
吉川英治 「年譜」
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