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伊良子清白 「孔雀船」
...象を料理するのじゃないかと思うほどの大鉞(おおまさかり)や大鋸(おおのこぎり)...
海野十三 「爬虫館事件」
...雪凍りて堅(かた)きゆゑ雪を大鋸(おほのこぎり)にて(大鋸○里言に大切(だいぎり)といふ)ひきわりてすつる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...先生株の牙彫の人たちと懇意な間柄である(現時金田氏の二代目は日本橋区大鋸町(おがちょう)に店がある)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...蓮を掘る泥まみれ泥をかいては・秋のひかりの大鋸のようきれる・近眼と老眼とこんがらがつて秋寒く・芋の葉...
種田山頭火 「其中日記」
...そこに大鋸屑(おかくず)のようなものがぽつぽつと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...おっしゃった通り大鋸屑が混じっているようで...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...選手の滑り止めにまかれた皮殻(かわがら)・大鋸屑(おがくず)とともに取り上げました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...沢べりに大鋸を控えて...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...大鋸(おほのこぎり)が一梃...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「大鋸(おおのこぎり)」がくる...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...宛然(さながら)大鋸(おおのこぎり)で大丸太を挽割(ひきわ)るような音だ...
二葉亭四迷 「平凡」
...背の荷にしょい込んだ幾枚かの大鋸(おおのこ)小鋸と何十丁かの鑢(やすり)が...
本庄陸男 「石狩川」
...向ひ合ひの把手(ハンドル)のついた大鋸で...
牧野信一 「山を越えて」
...床にまいた大鋸屑(おがくず)を靴にくっつけて歩道までよごす節季買物の男女の出入が絶えない...
「赤い貨車」
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三好達治 「山果集」
...それから――大鋸(おおのこぎり)二枚鎹(かすがい)六十本取鍵(とりかぎ)十六筋などとも誌(しる)してある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...辺りに大鋸屑(おがくず)が積もっているなどから見ても...
吉川英治 「宮本武蔵」
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