...殊に清初詩家の随筆書牘(しょとく)なぞを読もうとした時...
永井荷風 「梅雨晴」
...森田思軒の引いた菅茶山の柬牘(かんどく)には水(すゐ)に従ふ澹が書してあつたさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...自ら前牘(ぜんどく)の字句をさへ踏襲してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...書牘の事は猶後に記さうとおもふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...菅茶山の書牘を見るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...饗庭篁村(あへばくわうそん)さんの所蔵の此書牘の断片は下(しも)の如きものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...霞亭が菅茶山の書牘を剪(き)り断つて蘭軒に示したことは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此系図と尺牘とに就いて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...事はわたくしの将(まさ)に引かむとしてゐる茶山の書牘中にある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...他の簡牘に徴しても知られる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...書牘の最初の三行は所謂尚々書(なほ/\がき)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」此書牘中最も読み難い文字は五絶二首中前の詩の「雀」字の上の一字である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後に引くべき生日後の尺牘断片に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...茶山は未だ必ずしも尺牘を作るに人を倩(やと)はなくてはならぬ程衰へてはゐなかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...合作の柬牘(かんどく)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...爰(こゝ)に寿海の榛軒に与へた一通の書牘があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし此書牘を作つた人々の心理状態はわたくしの一顧の値ありとなす所のものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...必ずや彼書牘の言(こと)の如くであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利!手書き漢字入力検索