例文・使い方一覧でみる「片輪」の意味


スポンサーリンク

...……」僕「どうしてまた片輪などがきめるのです?」老人「片輪は野菜畑へ出られないでしょう...   ……」僕「どうしてまた片輪などがきめるのです?」老人「片輪は野菜畑へ出られないでしょうの読み方
芥川龍之介 「不思議な島」

...歯や舌のない片輪ですね...   歯や舌のない片輪ですねの読み方
芥川龍之介 「不思議な島」

...その飛ぶ露の光るやうな片輪にもう一つ宙にふうわりと仄あかりの輪を大きく提灯の形に卷いて...   その飛ぶ露の光るやうな片輪にもう一つ宙にふうわりと仄あかりの輪を大きく提灯の形に卷いての読み方
泉鏡花 「遺稿」

...きっと「馬鹿」という片輪だったのでしょう...   きっと「馬鹿」という片輪だったのでしょうの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...それでも、目の見えぬ片輪者や、唖の片輪者が、父や母と一しょに住んでいることが、本に書いてあります...   それでも、目の見えぬ片輪者や、唖の片輪者が、父や母と一しょに住んでいることが、本に書いてありますの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...開かずの部屋に監禁された片輪者...   開かずの部屋に監禁された片輪者の読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...また沢山の片輪者を幸福にする道も立つ...   また沢山の片輪者を幸福にする道も立つの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...片輪者ばかりで埋めることを考えているんだ...   片輪者ばかりで埋めることを考えているんだの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...あの片輪者の汚らしい夫婦に...   あの片輪者の汚らしい夫婦にの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...生れもつかぬ双生児の片輪にされちまってね」「オオ...   生れもつかぬ双生児の片輪にされちまってね」「オオの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...土蔵の片輪者達を解放し丈五郎を捕える為に地底に下ろうと...   土蔵の片輪者達を解放し丈五郎を捕える為に地底に下ろうとの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...皮膚が荒れてくる旅をつゞけてゐるすこしばかり買物もして旅の夫婦は石刻む音のしたしくて石刻む朝寒に旅焼けの顔をならべて・片輪同志で仲よい夫婦の旅・ざくりざくり稲刈るのみの・秋晴れの砂をふむよりくづれて鶏(トリ)を叱る声もうそ寒う着いたいそがしう飯たべて子を負うてまた野良へ・木葉落ちる声のひととき・貧乏の子沢山の朝から泣いてゐる・それでよろしい落葉を掃く十月十五日晴...   皮膚が荒れてくる旅をつゞけてゐるすこしばかり買物もして旅の夫婦は石刻む音のしたしくて石刻む朝寒に旅焼けの顔をならべて・片輪同志で仲よい夫婦の旅・ざくりざくり稲刈るのみの・秋晴れの砂をふむよりくづれて鶏を叱る声もうそ寒う着いたいそがしう飯たべて子を負うてまた野良へ・木葉落ちる声のひととき・貧乏の子沢山の朝から泣いてゐる・それでよろしい落葉を掃く十月十五日晴の読み方
種田山頭火 「行乞記」

...「今晩は?」「あつしは早寢で、戌刻(いつゝ)半には床の中へ潜(もぐ)り込んだ位ですから、うと/\して居て、よくは知りませんが、お祭の笛だか、口笛だか、聞いたやうな氣がしますよ」「――」「目が覺めたから、序に手水(てうず)に起きて、雨戸をあけると、若い男の後ろ姿が、離室の前を驅けて行つたやうでしたが――」「若い男――?」「へエ、若い男でなきや、あんなに早く、跫音(あしおと)も立てずに飛べるわけはありません」「それは、確かに合圖の後だね」「へエ――」「合圖をして娘を呼出すのは、大根畑の專次一人だけだらうな」「いくら大家の我儘娘(わがまゝむすめ)でも、まだ十七そこ/\ですもの、二人も三人も男があるわけはありません」七平の舌には、何となく毒を含みますが、片輪なるが故に、人にも世にも捨てられてゐるせゐでせう...   「今晩は?」「あつしは早寢で、戌刻半には床の中へ潜り込んだ位ですから、うと/\して居て、よくは知りませんが、お祭の笛だか、口笛だか、聞いたやうな氣がしますよ」「――」「目が覺めたから、序に手水に起きて、雨戸をあけると、若い男の後ろ姿が、離室の前を驅けて行つたやうでしたが――」「若い男――?」「へエ、若い男でなきや、あんなに早く、跫音も立てずに飛べるわけはありません」「それは、確かに合圖の後だね」「へエ――」「合圖をして娘を呼出すのは、大根畑の專次一人だけだらうな」「いくら大家の我儘娘でも、まだ十七そこ/\ですもの、二人も三人も男があるわけはありません」七平の舌には、何となく毒を含みますが、片輪なるが故に、人にも世にも捨てられてゐるせゐでせうの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...お關は自分を踏みにじつた上、父親を片輪にし、雪五郎をひどい目に逢はせた鬼の勘兵衞と、二度までも三度までも一緒に死ぬ氣になつて居たんだぜ」斯んな事を言ふ平次でした...   お關は自分を踏みにじつた上、父親を片輪にし、雪五郎をひどい目に逢はせた鬼の勘兵衞と、二度までも三度までも一緒に死ぬ氣になつて居たんだぜ」斯んな事を言ふ平次でしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...片輪の鷹の羽夜ふかしの疲れで...   片輪の鷹の羽夜ふかしの疲れでの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...片輪車(かたわぐるま)ではなりますまい」「ほう...   片輪車ではなりますまい」「ほうの読み方
吉川英治 「三国志」

...こいつア片輪だ...   こいつア片輪だの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...半瓦の家には一人の片輪と...   半瓦の家には一人の片輪との読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「片輪」の読みかた

「片輪」の書き方・書き順

いろんなフォントで「片輪」

「片輪」の英語の意味


ランダム例文:
子貢   御苦労様   乗艦  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
門外不出   影武者   百姓一揆  

スポンサーリンク

トップへ戻る