...」僕「ところでその片輪のきめた野菜の善悪はどうなるのです?」老人「それがどうにもならないのです...
芥川龍之介 「不思議な島」
...――昨夜(ゆうべ)、宵のしとしと雨が、初夜過ぎに一度どっと大降りになって、それが留(や)むと、陽気もぽっと、近頃での春らしかったが、夜半(よなか)に寂然(しん)と何の音もなくなると、うっすりと月が朧(おぼろ)に映すように、大路、小路、露地や、背戸や、竹垣、生垣、妻戸、折戸に、密(そっ)と、人目を忍んで寄添う風情に、都振(みやこぶり)なる雪女郎の姿が、寒くば絹綿を、と柳に囁(ささや)き、冷い梅の莟(つぼみ)はもとより、行倒れた片輪車、掃溜(はきだめ)の破筵(やれむしろ)までも、肌すく白い袖で抱いたのである...
泉鏡花 「薄紅梅」
...片輪というものが...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...已にある秘密を推し給いしならん〕二人の人間のくっついた片輪だものですから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...片輪者の両親などに未練はなかったから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...僕はこの片輪者の製造に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...自分の精神状態は活動の区域を狭(せば)められた片輪の心的現象とは違う...
夏目漱石 「坑夫」
...今まで片輪者を馬鹿にした人達を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「久六は不身持から片輪者になり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後者は片輪な精神の錯乱から生ずるものであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大男も片輪(かたわ)のうちに算(かぞ)えるのは...
柳田国男 「山の人生」
...一人として片輪になる気遣いのない程度だよ...
山本周五郎 「新潮記」
...それを片輪連中が手をたたいて賞めていた……...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...あんな片輪(かたわ)じみた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...人の居ない楽屋と片輪の紋...
吉川英治 「江戸三国志」
...片輪なら何故片輪のように...
吉川英治 「剣難女難」
...片輪の虫が歩むように...
吉川英治 「宮本武蔵」
...片輪となって遁世し...
吉川英治 「宮本武蔵」
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