...彼は家族を養うために片棒を担いで働いている...
...今日は荷物が多いから、二人で片棒を担ごう...
...片棒を担ぐような仕事を続けると、体に負担がかかる...
...酒に酔って、友だちと一緒に片棒を担ぐことになってしまった...
...大きなプロジェクトを成功させるためには、チーム全員で片棒を担がなければならない...
...おめえもあのとき片棒を担(かつ)いだことを言ってやらあ」「滅相もない...
高見順 「いやな感じ」
...こんな赤い太鼓の片棒かつがせて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...とにかく一通りお聴きなすって」「早く話してごらん」「ここまでは私も七兵衛の方へついて片棒(かたぼう)を担(かつ)いでやりましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...女房に片棒かつがせなくても...
野村胡堂 「胡堂百話」
...――御用聞がなぐり込みの片棒をかつぐなんて」此頃は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平馬の永井家乗取り策の片棒を担ぐことになったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...萬一人殺しの片棒などを擔(かつ)がせられたら何うするつもりだ」「へエ――」「妹を救ひ出すとか何とか言つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分のしたことが悪事の片棒をかついだと思うと...
長谷川伸 「奇術考案業」
...その代り黒田家経営の精練所で使用する更紗(さらさ)や形木綿類の納入をする新計画に片棒かついで...
服部之総 「志士と経済」
...ひと旗の片棒を担(かつ)いでいるかたちになっているのは...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...僕が衛生舎の片棒をかつぐことになった...
火野葦平 「糞尿譚」
...逃亡者を紹介する片棒を担ぐようにお願いしていますね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...川柳点にいわゆる「片棒を担ぐゆうべの鰒(ふぐ)仲間」で...
正岡容 「わが寄席青春録」
...片棒かついだのが千葉秀甫でした...
三浦環 「お蝶夫人」
...おれも片棒かついでやろうかと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...片棒をかついで貰いたいと思っていたところじゃ」長崎屋は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...小さい息子(むすこ)に片棒をかつがせて...
柳田国男 「母の手毬歌」
...片棒をかつぐ気になるかもしれんが」「おことば...
吉川英治 「私本太平記」
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