...彼は家族を養うために片棒を担いで働いている...
...今日は荷物が多いから、二人で片棒を担ごう...
...片棒を担ぐような仕事を続けると、体に負担がかかる...
...酒に酔って、友だちと一緒に片棒を担ぐことになってしまった...
...大きなプロジェクトを成功させるためには、チーム全員で片棒を担がなければならない...
...セシルの腹心として密書往復の片棒をかついでいたヘンリイ・ホワアド卿が...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...おめえもあのとき片棒を担(かつ)いだことを言ってやらあ」「滅相もない...
高見順 「いやな感じ」
...その片棒を私がやって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...こんな赤い太鼓の片棒かつがせて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...とにかく一通りお聴きなすって」「早く話してごらん」「ここまでは私も七兵衛の方へついて片棒(かたぼう)を担(かつ)いでやりましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...いくら女一人の身ではあるといえ、それを片棒で、一人で担いでしまうにはかなりの力がなければできないことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...平馬の永井家乘取策の片棒を擔ぐことになつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――御用聞がなぐり込みの片棒をかつぐなんて」此頃は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平馬の永井家乗取り策の片棒を担ぐことになったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...万一人殺しの片棒などを担がせられたらどうするつもりだ」「ヘエ――」「妹を救い出すとか何とか言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分のしたことが悪事の片棒をかついだと思うと...
長谷川伸 「奇術考案業」
...その代り黒田家経営の精練所で使用する更紗(さらさ)や形木綿類の納入をする新計画に片棒かついで...
服部之総 「志士と経済」
...しめえにァ人殺しの片棒を担ぐようなことになるンだ...
久生十蘭 「魔都」
...おれも片棒かついでやろうかと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...小さい息子(むすこ)に片棒をかつがせて...
柳田国男 「母の手毬歌」
...人間の原罪の片棒を担いだために蛇はいまでも憎まれ...
山本周五郎 「青べか物語」
...こっちの片棒を担ぐつもりかなんぞのように...
山本周五郎 「風流太平記」
...片棒をかつぐ気になるかもしれんが」「おことば...
吉川英治 「私本太平記」
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