...一時間余も私どもは天顔に咫尺(しせき)したのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「今一度(ひとたび)天顔を拝し奉りて」といふのがヒントをなした...
中原中也 「我が詩観」
...実隆は他の公卿に比して天顔に咫尺(しせき)する機会が多かった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...天顔に咫尺(しせき)し...
吉川英治 「上杉謙信」
...咫尺(しせき)に天顔を拝して」と...
吉川英治 「私本太平記」
...いつもながら腹の立つほど陽気で楽天顔をしている老人だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...上洛して天顔(てんがん)にまで咫尺(しせき)するの栄すらになった...
吉川英治 「新書太閤記」
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