...はっきり見たのはその人物の片方の足だけだった...
海野十三 「少年探偵長」
...片方の足袋を脱がし終ると更らに此方(こちら)の足を突き出した...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...片方の足を曲げて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...いかにもきれいな片方の足をすっかりむきだしにしており...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...その片方の足だけでも...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...非常に素早く片方の足をにゆつと前へ踏み出して...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...片方の足で揺籃(ゆりかご)をゆすぶりゆすぶり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...片方の足を持ちあげると...
本庄陸男 「石狩川」
...片方の足をつまだてながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...または片方の足がひどく悪いので...
柳田国男 「海上の道」
...追って来た私服が彼の片方の足首を掴んだ...
山本周五郎 「青べか物語」
...寝ころんだままで片方の足首のところをもう一方の足の指でひっ掻いて...
山本周五郎 「似而非物語」
...きさまは」右衛門は片方の足で地面を叩いた...
山本周五郎 「思い違い物語」
...下りろ」右衛門は十五六回も片方の足で地面を叩きそれから玄関へとびこんだのであるが...
山本周五郎 「思い違い物語」
...片方の足を夜具の外へ出していた...
山本周五郎 「季節のない街」
...娘の片方の足を押えていた女が...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...片方の足が不自然にねじれ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...彼の片方の足を見ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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