...鉄瓶の片口が壊れた...
...お茶を注ぐ時に片口に注意してください...
...片口でお酒を注いでもらえますか?...
...料理に必要な片口を買いに行こう...
...片口に詰まった汚れを落とすのが大変だった...
...片口をきくようになると...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...當藥(たうやく)煎(せん)じ出(だ)して氣日(まいんち)俺(お)れ片口(かたくち)で五杯(へえ)づゝも飮(の)んだな...
長塚節 「土」
...暗い臺所へ行つて片口に酒をついで來た...
林芙美子 「雨」
...向付(むこうづ)けは唐津(からつ)の片口(かたくち)といったふうな凝り方なので...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...片口から五郎八茶碗やら...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...やがて久太夫は片口の酒の滴を払うと...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...(「片口聴いて公事(くじ)をわくるな」に同じ)Judges should have two ears both alike.(ドイツ)裁判官は左右同じ耳を持たねばならぬ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...遂に片口(かたくち)から二升樽(だる)と段々に無法になる作り方好し...
三木竹二 「明治座評」
...飯鉢(めしばち)、片口、甕(かめ)、壺、大鉢、擂鉢(すりばち)等を作る...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...鉢だとか擂鉢(すりばち)だとか片口だとかに...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...やはり昔の格を守った椀や「ひあげ」と呼ぶ片口の如きものの方に...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この窯でかつて長方形の片口のような擂鉢(すりばち)を作りましたが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...更に面白いことにはこの片口の売れる先は福井県と決まっている由(よし)であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...昔から盆や片口や椀などに特色のある漆器を出しました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...片口など多くの食器を作ります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...多くの者が椀(わん)だとか片口(かたくち)だとか木皿だとかを担(にな)って市日(いちび)へと出かけてゆく...
柳宗悦 「陸中雑記」
...彼は手まめに角樽の酒を片口へ移したり...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...片口注(かたくち)へ焼酎(しょうちゅう)をなみなみ注(つ)いで...
吉川英治 「夕顔の門」
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