例文・使い方一覧でみる「片一方」の意味


スポンサーリンク

...船が片一方に倒れたと思うと...   船が片一方に倒れたと思うとの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」

...私が帰って来たことも! ただ白眼勝ちな片一方の眼が...   私が帰って来たことも! ただ白眼勝ちな片一方の眼がの読み方
橘外男 「仁王門」

...片一方大腿部から突き出しているのを見たからであった...   片一方大腿部から突き出しているのを見たからであったの読み方
橘外男 「令嬢エミーラの日記」

...そして片一方の腕をだらりと卓子(テーブル)に垂れ...   そして片一方の腕をだらりと卓子に垂れの読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「麻酔剤」

...ずぽッと脚を抜いた途端に片一方の靴が脱げた...   ずぽッと脚を抜いた途端に片一方の靴が脱げたの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...貞之助はさっきもそう云う泥沼に篏(は)まり込んで片一方の靴(くつ)を取られてしまっていたので...   貞之助はさっきもそう云う泥沼に篏まり込んで片一方の靴を取られてしまっていたのでの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...苔(こけ)のために頭が黒くなり臀(しり)が片一方なくなってるある像の前に長くたたずんで...   苔のために頭が黒くなり臀が片一方なくなってるある像の前に長くたたずんでの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...またこっちの奴にしたところで、片一方斬られて、それなりで往生する奴でもございません...   またこっちの奴にしたところで、片一方斬られて、それなりで往生する奴でもございませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...片袖ではない――下駄が片一方...   片袖ではない――下駄が片一方の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...わたしの下駄を片一方持って行ってしまって……」これは笑いごとではない...   わたしの下駄を片一方持って行ってしまって……」これは笑いごとではないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...片一方だけと言ったではありませんか――片一方というのは...   片一方だけと言ったではありませんか――片一方というのはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...今日も出歩きの道中を少々物語ってから、お宮さんのお酌(しゃく)で一ぱいを傾けながら、不破の関守氏が、「お宮さん、ここの風呂場の若衆(わかいしゅ)は、ちょっと乙な男だね」「三蔵はんどすか」「三蔵というのかね、名前はまだ知らないが、なかなか如才なくて、第一腕が器用だ」「三蔵はん、このごろおいでやはったが、取廻しがよろしいので、なかなか評判ようおます、腕が器用とおっしゃいますが、あんた、あの片一方でな、米搗(こめつ)きから、風呂焚き、流し、剃刀使いまで細(こま)やかになさりますから、みんな感心しておりますのや」「ははあ、器用な男もあったもんだ、ありゃあれで、なかなか苦労人だよ」「はい、それに、なかなか気前がようおまして……」「だから、女に相当騒がれるだろう、あぶないものだぜ、お宮さん」冗談半分に、女中を相手に関守氏が聞き得たところによると、右の手なしの番公は、最近ここへ雇われて来た男ではあるが、早くも女中たちの人気を取っているらしい...   今日も出歩きの道中を少々物語ってから、お宮さんのお酌で一ぱいを傾けながら、不破の関守氏が、「お宮さん、ここの風呂場の若衆は、ちょっと乙な男だね」「三蔵はんどすか」「三蔵というのかね、名前はまだ知らないが、なかなか如才なくて、第一腕が器用だ」「三蔵はん、このごろおいでやはったが、取廻しがよろしいので、なかなか評判ようおます、腕が器用とおっしゃいますが、あんた、あの片一方でな、米搗きから、風呂焚き、流し、剃刀使いまで細やかになさりますから、みんな感心しておりますのや」「ははあ、器用な男もあったもんだ、ありゃあれで、なかなか苦労人だよ」「はい、それに、なかなか気前がようおまして……」「だから、女に相当騒がれるだろう、あぶないものだぜ、お宮さん」冗談半分に、女中を相手に関守氏が聞き得たところによると、右の手なしの番公は、最近ここへ雇われて来た男ではあるが、早くも女中たちの人気を取っているらしいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...片一方の主観的の方と比較するときに大変な好都合になるのであります...   片一方の主観的の方と比較するときに大変な好都合になるのでありますの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...片一方の股の上に組むのだった...   片一方の股の上に組むのだったの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...片一方の役者の方は...   片一方の役者の方はの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...」そこで片一方が躍氣となつて...   」そこで片一方が躍氣となつての読み方
三島霜川 「解剖室」

...もうすこし情勢をながめておいでになっては如何ですか」曹休は皮肉な皺(しわ)を小鼻の片一方によせて...   もうすこし情勢をながめておいでになっては如何ですか」曹休は皮肉な皺を小鼻の片一方によせての読み方
吉川英治 「三国志」

...片一方の頬を差し出す...   片一方の頬を差し出すの読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」

「片一方」の読みかた

「片一方」の書き方・書き順

いろんなフォントで「片一方」


ランダム例文:
晩い   音吐   スキー  

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
一般人   遊戯王   調整中  

スポンサーリンク

トップへ戻る