...この厳な瞬間に突然座敷の片すみからは...
芥川龍之介 「枯野抄」
...狭い庭を歩き回りながら片すみから片づけ出した...
有島武郎 「或る女」
...その片すみにあぐらをかいていた...
大杉栄 「日本脱出記」
...裏の炊事場(かまや)の土間の片すみにこしらえた板の間に手機が一台置いてあった...
寺田寅彦 「糸車」
...片すみには古色蒼然(そうぜん)たるボコボコのピアノが一台すえてあった...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...やっかいなものとして敬遠され片すみに捨てられてあったもののように見受けられる...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...鎖も何もつかないニッケル側の時計を出してそっと机の片すみへのせてから講義をはじめた...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...」かくしてパリーの墓地の片すみの叢(くさむら)の中に...
豊島与志雄 「レ・ミゼラブル」
...サン・マルソー郭外のその荒廃した片すみにある最も質素な人家の前に好んで足を止めてるようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼が生活してる家の片すみには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...片すみには、古い一片の絨毯(じゅうたん)のぼろの上に、やせた一人の女と大勢の子供とが一かたまりになっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...片すみの肉屋にひそかにはいってゆく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ただ片すみに、怪しい鉄片が少しばかりあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お前は自分の片すみに引っ込んでいるがよい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どこかの片すみに私を葬って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...――が、も一人、片すみの欄に、ひじをかけて、物思わしげに、下の水もない涸れ小川に見入っている女性がある...
吉川英治 「私本太平記」
...観心寺の片すみに一庵をむすんで...
吉川英治 「私本太平記」
...庭の片すみをさしながら「そのお仏像サ祠(まつ)ったのが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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