...爾後は彼女と一緒に旅行に行くつもりだ...
...少年時代からの夢が、爾後の人生を決めた...
...爾後、彼の成功はますます広がっていった...
...爾後、この問題に対する解決策を模索する必要がある...
...爾後の展開に期待して、その映画を見に行った...
...爾後(じご)肥後日向に轉戰して...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...爾後地震頻繁にして十二日午前十時迄に總計四百十七回の地震あり...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...爾後政府も代り、数十年(すじゅうねん)を経て互に其音信を為せる事ありしも、然るに偶然に同氏と面会するに、かかる山間なる僻地に既往を伴氏の実子と語る事あるの奇遇を感じたり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...爾後約二ヵ年の日子を費して之を完成することを得た...
戸坂潤 「読書法」
...爾後復た直接に改進黨と關係なかりしは固よりいふを待たず其の黨勢の思ふほど擴張せざりしは盖し亦是れが爲ならずとせんや獨り板垣伯は然らず其の自由黨に於ける十年一日の如く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余、当時汎瀾(はんらん)トシテ之ヲ聞キ未ダソノ意ヲ得ズ、爾後十余年、海内(かいだい)ニ周遊シテ斯ノ技ヲ試ミ、初メテ栄辱悲歎ノ心、診察吐下ノ機ヲ妨グルコトヲ知ル――」ここまで朗々と誦(ず)し来って、また前章に舞い戻ったものと覚しく、「中古ニ隠士徳本ナル者アリ、甲斐ノ人也...
中里介山 「大菩薩峠」
...この委員会の上に立つべき政務長官と、全サモアの司法権を握るべきチーフ・ジャスティス(裁判所長)と、この二人の最高官吏は欧洲から派遣されることとなり、又、爾後(じご)、王の選出には政務委員会の賛成が絶対必要と定められた...
中島敦 「光と風と夢」
...その所属団体の紀律に従つて爾後の文学的行動をつゞけて行つたと仮定する...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...之(これ)と共に爾後(じご)の方針を与(とも)にすると云えば至極(しごく)尤(もっと)もに聞ゆれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...爾後ドイツの民族統一運動も追々と行われ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...あるいは時々山に登りあるいは相当に体を劇動させても爾後何の異条もなく今日に及んでいます...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...しかし爾後蛇を見るごと...
南方熊楠 「十二支考」
...爾後静まり返って朝まで音もせぬ由...
南方熊楠 「十二支考」
...麻酔手段を取った事が爾後(じご)の経過によって判明した事もあったが...
夢野久作 「少女地獄」
...それでも一時の防ぎに止まるのか」「爾後(じご)のことは...
吉川英治 「新書太閤記」
...爾後(じご)の策を仰いでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...七日、一部隊は早くもお味方の天神山へ迫るの気勢を示し、他の部隊は附近村落、今市、余吾(よご)、坂口辺りを放火しまわり、爾後、大将勝家以下、前田利家らの中軍およそ二万余は、なお続々南下中に相見え候う)これらの報告を綜合して、秀吉はその半日のうちに、ほぼ勝家のうごきを坐(い)ながらに知った...
吉川英治 「新書太閤記」
...柴田勝政が戦死し、幕将の多くも、途々(みちみち)惨として、屍(しかばね)を並べてしまった結果、爾後(じご)、柴田勢が大幅な潰乱(かいらん)状態となり終ったのはいうまでもない...
吉川英治 「新書太閤記」
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