...爾後日日の噴煙鳴轟に多少の消長はありたる模樣なるも...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...爾来(じらい)浅田はしばしば熱海に往復(おうふく)して公使を診察(しんさつ)せり...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...爾後、火器の発達により正面堅固の度を増すに従い、戦闘正面の拡大を来たし逐次、横隊戦術に近似するに至れり...
石原莞爾 「戦争史大観」
...斉(ひと)しく莞爾(にっこり)した...
泉鏡花 「縁結び」
...」謹さんも莞爾(にっこり)して...
泉鏡花 「女客」
...全部でどのくらいあるの」お島は爾時(そのとき)も父親に訊いてみた...
徳田秋声 「あらくれ」
...理屈屋の石山さんも今日(きょう)はビラを書き/\莞爾(にこにこ)上機嫌で居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...爾(なんじ)それ念(おも)えやと繰返したとき...
中島敦 「李陵」
...爾余(じよ)の報告までも概して信を失うに至る可し...
福沢諭吉 「女大学評論」
......
牧野富太郎 「植物記」
...哈爾賓(はるびん)の寺院(じゐん)を揺(ゆ)すり...
槇村浩 「生ける銃架」
...太宗は自らこれに叙して、「朕尊居億兆之上、常以百姓為心、念五気之或乖、恐一物之失所、不尽生理、朕甚憫焉、所以親閲方書、俾令撰集、溥天之下、各保遐年、同我生民、躋於寿域、今編勒成一百巻、命曰太平聖恵方、仍令彫刻印版、施華弟、凡爾生霊、宜知朕意」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ただ一つ……」「何だ……」「ただ一つ……」「何がタダ一つだ……」「あの老人を哈爾賓(ハルピン)から見送って来た朝鮮人が...
夢野久作 「人間レコード」
...爾らの守護の下に...
横光利一 「日輪」
...爾は鐶(たまき)を好むか...
横光利一 「日輪」
...此地で邦人の経営してゐる満洲製粉会社は、原料の小麦に富んでゐるので最も有望な特産工業として知られ、長春、哈爾賓、済南、奉天、鎮南浦等に工場を持つてゐる相である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...哈爾賓の下町の灯が凍らうとするやうに静かであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...傾耳悉莞爾...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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