...清八は爾来(じらい)やむを得ず...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...爾来武を卑しみ漢民族国家衰微の原因となった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...(と莞爾(にっこり)して...
泉鏡花 「婦系図」
...諸君よ、余が最初妖怪研究に着手しましたは、明治十七年のことにして、爾来、材料を拾集するに十年の星霜を重ね、二十六年に至って、はじめてその研究の結果を世に公にするようになりました...
井上円了 「おばけの正体」
...その大立者のロイド・ジヨウジ氏が威爾斯(エエルス)生れの...
薄田泣菫 「茶話」
...爾に伊邪那岐ノ命黒御鬘(クロミカツラ)を取りて...
高木敏雄 「比較神話学」
...爾の筋骨は鋼鉄を欺く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...現に世間的に有名になった将校で評論雑誌に筆を執ったりベスト・セラーズにぞくする単行本を書いた者は決して少なくはない(石原莞爾氏や秦彦三郎氏)...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...先づ大體上から爾雅を通覽しても直ぐ分ることは...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...莞爾(かんじ)として傍から申しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「爾(そ)う仰しゃらずに...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...必しも爾後に於て穎脱の逸材を拔擢するを妨げざるものなるをや...
原勝郎 「貢院の春」
...新詩吟就徒為爾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...以神之國乃爾所有也...
森鴎外 「古い手帳から」
...爾は奴国の貴族であろう...
横光利一 「日輪」
...」「旅の女、われは爾を欲す...
横光利一 「日輪」
...然(アア)うだ(ウイ)」と言つて莞爾(にこ/\)して居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...深夜の午前二時五十分の汽車で哈爾賓に向ふ予定であつたから...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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