...涼しくそして爽快な...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...爽快な氣分で朝まで熟睡した...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...そして頭髪に爽快なローションをふりかけ...
海野十三 「地球発狂事件」
...」―――そのせいか彼は常に血色のいゝ顔を輝かして、いかにも爽快な、歓ばしそうな眼つきをして居ました...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...十月七日――何という爽快な気持だろう! 陰鬱にぼやけていた世界が...
豊島与志雄 「反抗」
...心地爽快ならず...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...最早(もは)や今日(こんにち)の都会人には彼(か)の花川戸助六(はなかはどすけろく)が台詞(せりふ)にも読込まれてゐるやうな爽快な心持を起させはしない...
永井荷風 「水 附渡船」
...未来と前途というところから与えられる爽快な気分です...
中里介山 「大菩薩峠」
...爽快ならずとせんや...
長塚節 「草津行」
...私は爽快な丘の上を歩いた...
長塚節 「隣室の客」
...雨上りの爽快な気分の夕方などに...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...舌の上に酢走るやうな爽快な味覺が殘つた...
林芙美子 「あひびき」
...が芳子は吻とした様に爽快な気持で急には雨を避けたくなかった...
原民喜 「稲妻」
...「僕の村の――」やがて来るべき爽快な夏の話に花を咲かせてゐる...
牧野信一 「初夏通信」
...夜は炉傍(ろばた)に村人を集めて爽快な武者修業談を語ろう...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...自分は後には何も氣がかりな事の殘つてゐない爽快な心持で姉や知人の群に歸つた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...庄次郎は爽快な熱さに顔を赤くしていた...
吉川英治 「松のや露八」
...爽快な海風に乗って...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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