...御叔父君の九郎判官さまを...
太宰治 「右大臣実朝」
...この相州さまのお父君時政公でございました...
太宰治 「右大臣実朝」
...こゝでもまた父君母君が酒をすゝめられる...
種田山頭火 「行乞記」
...その時初めて父君から慈善切手のことを聞いたのである...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...また父君の特別な意向もあって...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...プラトン社は社長令夫人の父君の隱宅を使つてゐたので...
長谷川時雨 「三十五氏」
...父君は樋口則義(ひぐちのりよし)...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...其処で父君を失ったので...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...父君なる皇帝陛下に特赦の御請願を遊ばさるるが宜しう御座いましょう」と丁寧に言上した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...父君を慰めることのみに心を尽してゐる姫なのです...
牧野信一 「青白き公園」
...」ハルミの父君である市電の車掌の武藤四郎五郎氏は...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...父君は医者だったが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...佐佐木君という人は、早くから世に知られた人で、父君弘綱さんが、明治十三年『明治開化和歌集』というのを出したが、これによると六歳か七歳の時に信綱という名で歌をだいぶ出しておられる...
柳田国男 「故郷七十年」
...父君のあだを晴らさいでおこうかと狙っていたのだ」「では...
吉川英治 「私本太平記」
...父君の誕生日も間近でございますよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お父君も大そう面目をほどこし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お父君に知れたならば...
吉川英治 「親鸞」
...淑女がたの父君や父兄からそれと同一視したなどという抗議もあってはと...
吉川英治 「随筆 新平家」
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