...蘇へる爲には第一の創造がなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...又行爲の行爲者に對する關係を表はすこともある...
高田力 「ベーシック英語」
...己の利欲の爲に此村を取ると云ふことは何たることでございましやう...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...墓(はか)を發(ひら)かうと爲(し)やしゃるやいな...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...彼れは憐れなる盲人の生活状態を進めむが爲に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...蓋し陰忍老獪にして權謀に富めること二人相同じと爲すなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一意唯だ君國に報効せむことを圖りたるは之れが爲なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...天子の爲めに書く歴史が...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...歴史上の治亂興亡を知らせる爲めで...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...それも今のやうに奉公をして居るのも僕の爲めであると思ふと濟まぬ氣がとめどもなく起るので以前から關係のある醫者に打ち明けた相談をして彼を頼まうとしたのであつた...
長塚節 「開業醫」
...お前の爲めに私はかう呟き續けてゐた...
南部修太郎 「疑惑」
...――番頭の爲之助といふのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...萬一の場合の爲に一言申し遺(のこ)す...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もとより汝が爲を思ひてなれば嫌といはゞ夫れまで...
樋口一葉 「花ごもり」
...その爲めに看護婦の眼を醒すやうなことはなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...かやうな自己は單なる表象的自己ではなくて行爲的自己である...
三木清 「論理と直觀」
...その蟒さんにお酒をぶつかけられた爲めにはからずも御友達になつたおみつつあんもゐるし...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...自分が本氣で努力してゐる藝術の爲にも...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
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