例文・使い方一覧でみる「爭」の意味
スポンサーリンク...歡喜と爭心と親愛との間に過ぎた... 
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...戰爭準備を必要とする國家においては...
石原莞爾 「新日本の進路」
...」女もうらみ聲で云ひ爭ふ樣に云ふ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...而して二人賭けられし鼎獲るべく奮然と長く激しく爭へり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...爭ひかねて靡かむとす...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...お艶さんと爭ひをしてゐた内儀さんは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...爭鬪力もまた容易のものではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勘のやうなもので戰爭を始めたンだから...
林芙美子 「雨」
...まるで戰爭へ行つたやうな驚きであつたのだ...
林芙美子 「玄關の手帖」
...自由競爭を原則とせる文官試驗制度の一般に採用せらるゝに至りしは...
原勝郎 「貢院の春」
...今親の大病にて家内を靜謐にせざる可らざるの時に當り、門外に折助が亂妨喧嘩するとて、之に取合ひ、之と爭鬪して、家内の靜謐を妨げ、親の病氣に害を加ふ可きや...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...次の詩集“Les Forcesternelles”（1921）はいまだ戰爭の思ひ出に活氣づけられてゐるが...
堀辰雄 「ノワイユ伯爵夫人」
...反歌かぐ山と耳梨山とあひし時立ちて見に來し伊奈美國原出雲の阿菩（あぼ）の大神が三山の爭ひを諫めんために播磨の印南郡に到りしが爭ひやみたりと聞きて行かでやみきとなり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...このやうにしてまたサンヂカリストは鬪爭手段としても目的意識的であると見做されるところの政治的手段を全然退けて...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...石垣を攀ぢ付て爭ひ聽き...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...戰爭は、ただ、俺たちの十年分の生活を一年間にスピードアップして見せてくれただけだ...
三好十郎 「肌の匂い」
...君と僕との爭ひは...
横光利一 「書翰」
...戰爭中から終戰後にかけて...
吉川英治 「折々の記」
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