...爪紅(つまべに)と云って...
泉鏡花 「婦系図」
...はた長嘴(ながはし)の爪紅(つまべに)は...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...爪紅をさした花のつぼみとを持って...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...あなたとこんなにならふとは」といひつゝ爪紅艶なる其手をとツて引よせれば...
田澤稲舟 「五大堂」
...綺麗(きれい)に研(みが)いた素足へ爪紅(つまべに)をさして雪駄(せった)を穿(は)くこともあった...
谷崎潤一郎 「秘密」
...同じ紅色でも前記の素足の爪紅(つまべに)に比べるとこのほうは美しく典雅に見られた...
寺田寅彦 「自由画稿」
...仄(ほのか)に臙脂の隈取(くまどり)をなせるは正に佳人の爪紅(つまべに)を施したるに譬ふべし...
永井荷風 「来青花」
...いまはうれしきは門の畑なりたらちねは笊もていゆく草苺赤きをつむがおもしろきとて幾度か雨にもいでゝ苺つむ母がおよびは爪紅をせり草苺洗ひもてれば紅解けて皿の底には水たまりけり三日微雨...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...爪紅(つまべに)をさしたようなうるわしい爪はずれ...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...爪紅草二通りの全く反対な名の付け方が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...この風習を元にした鳳仙花の地方名は二種あって、その一つはツマベニ、即ち爪紅である...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...でも、洋裝は、女をかなり夏の生活へ解放したが、その洋裝をするために、パーマネント・ウエーブをかけ、爪紅を塗り、ハイヒールに灼けた地上を踏んであるく必要を生じるならば、むしろ、帶は幅は厚いにしても、日本服の裳を風にさばいてゐたはうが、男の眼から見ても救はれる...
吉川英治 「折々の記」
...爪紅アメリカ婦人の眞つ紅な美爪法をまねて...
吉川英治 「折々の記」
...古い日本の美爪術には“爪紅(つまべに)”といふ風俗があつた...
吉川英治 「折々の記」
...婦女子の爪紅(つまべに)をさしたのはいくらも見かけるが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...爪紅(つまべに)の蓮の花であった...
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」
...それは爪紅の、大体において白い蓮の花とは、まるで質の違った印象を与える...
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」
...爪紅の蓮の花の白い部分は...
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」
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