例文・使い方一覧でみる「爛酔」の意味


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...いつもに似合わず爛酔(らんすい)した...   いつもに似合わず爛酔したの読み方
芥川龍之介 「或敵打の話」

...昨日(さくじつ)は紅楼に爛酔(らんすい)するの人年来多病感二前因一...   昨日は紅楼に爛酔するの人年来多病感二前因一の読み方
永井荷風 「夏の町」

...五歳の少年が「昨日は紅楼に爛酔するの人」といっているに至っては...   五歳の少年が「昨日は紅楼に爛酔するの人」といっているに至ってはの読み方
永井荷風 「夏の町」

...爛酔(らんすい)した神尾主膳が...   爛酔した神尾主膳がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...やがて癇癪が納まって陶然(とうぜん)――陶然からようやく爛酔(らんすい)の境に入って...   やがて癇癪が納まって陶然――陶然からようやく爛酔の境に入っての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...染井の化物屋敷でどろどろにもつれ合ったあの重苦しい爛酔...   染井の化物屋敷でどろどろにもつれ合ったあの重苦しい爛酔の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...まさに前後も知らぬ泥酔状態だわい」爛酔の客が...   まさに前後も知らぬ泥酔状態だわい」爛酔の客がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...爛酔にしても本性(ほんしょう)は違(たが)わない...   爛酔にしても本性は違わないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...爛酔して譫語(うわごと)を発しているという想像だけで...   爛酔して譫語を発しているという想像だけでの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...そこで、この爛酔の客が、通常の客ではない、新撰組にゆかりのある壮士の一人か、或いは、それらの徒の招きでここへ押上ったものかに相違ない、という想定が、早くも村正どんの頭に来ると共に、その夢中で口走る囈語の中に、呼び立てる人の名もどうやら聞覚えがないではない...   そこで、この爛酔の客が、通常の客ではない、新撰組にゆかりのある壮士の一人か、或いは、それらの徒の招きでここへ押上ったものかに相違ない、という想定が、早くも村正どんの頭に来ると共に、その夢中で口走る囈語の中に、呼び立てる人の名もどうやら聞覚えがないではないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その声を聞き咎(とが)めたらしい爛酔の客が...   その声を聞き咎めたらしい爛酔の客がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「そのたあいのないことが至極所望、毒のあることはもう飽きた、子供と遊びたい、遠慮なく子供たちをこれへお通し下さい、どうぞ、お心置きなくこの部屋でお遊び下さい」「いや、なに、もう埒(らち)もないことで、みんな遊び草臥(くたび)れたげな、この辺で御免を蒙(こうむ)ると致そう」村正氏が、なにげないことにして逃げを打とうとすると、爛酔の客が、存外執拗(しつよう)でありまして、「しからば、貴殿だけはお引取り下さい、子供たちは拙者に貸していただきたい」「いや、そうは参りませぬ、子供たちだけを手放して、拙者ひとりが引上げるというわけに参らんでな」「ど、どうしてですか」「どうしてという理由もないのだが、子供を監督するは大人の役目でな」「子供を監督――ではあるまい、貴殿は子供をおもちゃにしている」「何とおっしゃる」「世間の親は、子供をよい子に仕立てようと苦心している、君はその子供を弄(もてあそ)び物にして、なぶり散らしている」「何を言われるやら、拙者はただ、子供を相手に無邪気な遊び――」「なんとそれが無邪気な遊びか、成熟した女という女を弄んで飽き足らず、こんどは何も知らぬ娘どもを買い切って、これを辱(はずか)しめては楽しむ、にくむべき仕業だ」「いや、長居は怖れ、これで失礼――」前後不覚に酔いしれていると思うと、なんでも知っているらしい...   「そのたあいのないことが至極所望、毒のあることはもう飽きた、子供と遊びたい、遠慮なく子供たちをこれへお通し下さい、どうぞ、お心置きなくこの部屋でお遊び下さい」「いや、なに、もう埒もないことで、みんな遊び草臥れたげな、この辺で御免を蒙ると致そう」村正氏が、なにげないことにして逃げを打とうとすると、爛酔の客が、存外執拗でありまして、「しからば、貴殿だけはお引取り下さい、子供たちは拙者に貸していただきたい」「いや、そうは参りませぬ、子供たちだけを手放して、拙者ひとりが引上げるというわけに参らんでな」「ど、どうしてですか」「どうしてという理由もないのだが、子供を監督するは大人の役目でな」「子供を監督――ではあるまい、貴殿は子供をおもちゃにしている」「何とおっしゃる」「世間の親は、子供をよい子に仕立てようと苦心している、君はその子供を弄び物にして、なぶり散らしている」「何を言われるやら、拙者はただ、子供を相手に無邪気な遊び――」「なんとそれが無邪気な遊びか、成熟した女という女を弄んで飽き足らず、こんどは何も知らぬ娘どもを買い切って、これを辱しめては楽しむ、にくむべき仕業だ」「いや、長居は怖れ、これで失礼――」前後不覚に酔いしれていると思うと、なんでも知っているらしいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一方の爛酔の客は...   一方の爛酔の客はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...いかに爛酔の客といえども...   いかに爛酔の客といえどもの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...爛酔の気分は充分だから...   爛酔の気分は充分だからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...某政治家も爛酔(らんすい)して前後もわきまえず女中の助けをかりて蹣跚(まんさん)として玄関に来たが...   某政治家も爛酔して前後もわきまえず女中の助けをかりて蹣跚として玄関に来たがの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...二人は爛酔と溺惑とに性も他愛もありませんでした...   二人は爛酔と溺惑とに性も他愛もありませんでしたの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...爛酔(らんすい)して眠った人のように死んで居たのです...   爛酔して眠った人のように死んで居たのですの読み方
野村胡堂 「流行作家の死」

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