...実に絢爛(けんらん)を極(きわ)めた色彩のものであったことを述べて置くに止(とど)めたい...
海野十三 「階段」
...爛々(らんらん)と輝き初(はじ)めたかと見えた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...いかに私が狂おしきばかりの恋情に身を灼(や)き爛(ただ)らせていたことか!もちろん妻が私を厭うたのは...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...……絢爛たる廃墟! 華麗なる庭!夢に夢見る心地というのはまったくこれを指すのであろう...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...最も豪奢絢爛(けんらん)を極めたものでありまして...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...而も悪いことには例の絢爛たる資本主義生活の外貌の代りに...
戸坂潤 「思想としての文学」
...もしその天真爛漫さがなかったら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...中野は絢爛(けんらん)たる空気の振動を鼓膜(こまく)に聞いた...
夏目漱石 「野分」
...東山の春を飾る爛漫たる桜花を心に描かねばならない...
野口米次郎 「能楽論」
...アラビアン・ナイトを思わせる絢爛(けんらん)たる回想であらねばならぬ...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...爛々たる焔の上に落ちたのである...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...古風な舞踊劇の舞台面でゝもを眺めるかのやうな作りものとしての悦ばし気な絢爛さに目を奪はれるのであつた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...天真爛漫な人生前期と提出している点...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...貴族階級や武士階級の文化がそれぞれブル式に爛熟して亡びたように...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...甲鎧燦爛(こうがいさんらん)...
吉川英治 「三国志」
...戦火の糜爛(びらん)がひろがり...
吉川英治 「私本太平記」
...三寸不爛(さんずんふらん)の舌頭をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...陣装(ヂンサウ)燦爛(サンラン)...
吉川英治 「新書太閤記」
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