...爍金(しやくきん)の暑(しよ)と闘ふ為に心力(しんりよく)を費してゐたからである...
芥川龍之介 「鷺と鴛鴦」
...金を爍(とら)かす日影椎の梢に残り...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...かのアラビア人のごとく熱天爍地(ねつてんれきち)...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...それが「左右定無」く「電光の閃爍して...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...私欲と淫欲とが爍(れき)して出来(でか)した...
二葉亭四迷 「浮雲」
...矢筒その上に鳴り鎗に矛(ほこ)相閃爍(きらめ)く...
南方熊楠 「十二支考」
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