...爆裂弾で敵の陣地を壊滅させた...
...ゲームで爆裂弾を駆使して攻略した...
...爆裂弾を使う時は周囲に気をつけよう...
...花火の中に爆裂弾が入っていると危険だ...
...爆裂弾が爆発すると、大きな音とともに衝撃波が広がる...
...病床にて君の訃を聞く然(しか)るに二十二年の秋には我輩は爆裂弾で足を取られて動けなくなり...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...お手の物の爆裂弾が吐き出されようとも怯(びく)ともしないやうな身構へをして言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...鷹の背中に爆裂弾をしばりつけて敵の火薬庫の屋根に舞い降りるようにするとか...
太宰治 「惜別」
...雷のごとき虚無党の爆裂弾となり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼は造化児の手に成りたる精神的爆裂弾なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...爆裂弾のために全村尽(ことごと)く破滅したその故郷に遊び...
永井荷風 「深川の散歩」
...それと共に爆裂弾の破裂するような道庵先生の大音で...
中里介山 「大菩薩峠」
...所詮(しょせん)我々は自分で夢の間(ま)に製造した爆裂弾を...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...露西亜(ロシア)では虚無党(きょむとう)が爆裂弾を投げている...
夏目漱石 「虞美人草」
...相談する者も無くてお関は独りで思い惑いながら爆裂弾を抱えて火の傍に居る様な思いをして居た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...男二 いや、役場へやって来た大将株が、そいったと! あんでも自分達のことば警察へいっつけたり、兵糧ば出さなかったり、壮士に仇をする者がいたら、村の者皆殺しにすると! あんでも、昨日上州の方から入り込んで来た二十人から上の壮士は、荷車に三台も四台も爆裂弾ば持っていたそうな!男一 あーん! すっと、すっと、その爆裂弾、すっと、いま、普門院の本堂に積んであっ訳か! こりゃ大変じゃ!男二 あんしろ、政府ばでんぐり返そう言うたくらみだてや、この村なんど、どんなことになっか! 役場にゃ自由党おとろしがって誰もおらんし、村長さんの行方もわからん...
三好十郎 「斬られの仙太」
...爆裂弾を持っとるというのは本当でありますか?刑事 馬鹿な! 持っていても高が知れている! しっかりしたまえ! そっちへ行くんだ! (振返って見て)おお...
三好十郎 「斬られの仙太」
...巴里(パリイ)でEmile(エミル)Henry(アンリイ)とかいう奴(やつ)が探偵の詰所に爆裂弾を投げ込んで...
森鴎外 「食堂」
...例の椰子の殻の爆裂弾を持ち廻る人達の中に...
森鴎外 「沈黙の塔」
...私のは爆裂弾かもしれませんわ...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
...露西亜(ロシア)で革命党が爆裂弾を投げようが...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...何という激しい爆裂弾だろうか...
横光利一 「夜の靴」
...闇の中には爆裂弾をくれてやりたい金持ちや馬糞を食わしてやりたい学者が住んでいる...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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