...「真西に向かって歩いていると、海が見えてきます...
...「山頂から見える景色は、真西に広がる美しい空と海です...
...「今日の日落ちは、真西に沈む夕日がとても綺麗でした...
...「彼女は真西に住んでいるので、会うためには遠出しなければならない...
...「真西方面に進むと、有名な観光スポットがあります...
...真西から北へ十度かたむいているというと――日立鉱山のあたりか...
海野十三 「怪塔王」
...進路を真西に向けたとなると……」「そりゃ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...蜻蛉の発生がたいへん遅れている上にいつも真西より三十度ほど北にふれた方角にばかり向いて飛んでいること...
海野十三 「地球盗難」
...全軍は、直線的に、真西へ向けて、進発した...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...風が真西から吹いていますから...
海野十三 「人間灰」
...風が真西に変って不意打ちを食ったのと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...真西山の孫女さへ歌妓となりし」と記してあると云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...ちょうど札幌(さっぽろ)の真西あたりの見当の日本海のまん中に来てその威力をたくましくしていた...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...そのために東北地方から北海道南部はいずれもほとんど真西の風となっている...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...丁度真西だ...
中島敦 「光と風と夢」
...ちょうど真西にあたる」「…………」「神田橋の勘定所から...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...真西からさしかける陽を防いでいたものだが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...やがて道が真西に向いた...
水野葉舟 「黄昏」
...真西に向っている処まで来てチョット腰を伸ばしかけた...
夢野久作 「斜坑」
...真西を指した針の先がときどき波とともに五分ほど揺れつつ進んでいる...
横光利一 「欧洲紀行」
...大学の屋上から真西にその大西辺門が望まれる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...彼は真西に航して七月三十日にホンデュラス湾端のグヮナハ島に着き...
和辻哲郎 「鎖国」
...彼はほぼ真西に進んでマーシャル諸島を通り中部カロリン諸島に突き当った...
和辻哲郎 「鎖国」
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