例文・使い方一覧でみる「燼」の意味


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...灰(くわいじん)の時に庭前に墜(お)つるを見る...   灰燼の時に庭前に墜つるを見るの読み方
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」

...これが――ライブニッツの言葉によれば――燃料の欠乏のために消して地球はガラス状の皮殻で覆われ...   これが――ライブニッツの言葉によれば――燃料の欠乏のために消燼して地球はガラス状の皮殻で覆われの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...銀河の中心体付近にある諸太陽が消する一方で...   銀河の中心体付近にある諸太陽が消燼する一方での読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...京伝馬琴以後落寞として膏(あぶら)の(つ)きた燈火(ともしび)のように明滅していた当時の小説界も龍渓鉄腸らのシロウトに新らしい油を注ぎ込まれたが...   京伝馬琴以後落寞として膏の燼きた燈火のように明滅していた当時の小説界も龍渓鉄腸らのシロウトに新らしい油を注ぎ込まれたがの読み方
内田魯庵 「四十年前」

...自分たちの右手の高きには前穂高の巓(いただき)がなおさっきの夕焼の余で灼(かが)やいて...   自分たちの右手の高きには前穂高の巓がなおさっきの夕焼の余燼で灼やいての読み方
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」

...さながら灰となりにき」と書いてある...   さながら灰燼となりにき」と書いてあるの読み方
田中貢太郎 「日本天変地異記」

...この上一切が灰になったら同気相求める人達と一緒に旅芸人の一団でも組織して...   この上一切が灰燼になったら同気相求める人達と一緒に旅芸人の一団でも組織しての読み方
辻潤 「ふもれすく」

...已に半世紀近き以前一種の政治的革命が東叡山(とうえいざん)の大伽藍(だいがらん)を灰(かいじん)となしてしまった...   已に半世紀近き以前一種の政治的革命が東叡山の大伽藍を灰燼となしてしまったの読み方
永井荷風 「霊廟」

...仏像経巻も挙げて灰(かいじん)に帰するの日がなしと誰が断言する――不破の関守氏は仮りにその時を予想しているのである...   仏像経巻も挙げて灰燼に帰するの日がなしと誰が断言する――不破の関守氏は仮りにその時を予想しているのであるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...」炉にあか/\と焚かれた火の余が綺麗に掃き清められた小屋の中をほんのりと温く照らした...   」炉にあか/\と焚かれた火の余燼が綺麗に掃き清められた小屋の中をほんのりと温く照らしたの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...昨日のモメの余だらう...   昨日のモメの余燼だらうの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...おお が吹きつのる熱気に擾れて...   おお 燼が吹きつのる熱気に擾れての読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...灰(くわいじん)になつた屋敷跡の光景(ありさま)が彼れの心に浮んだ...   灰燼になつた屋敷跡の光景が彼れの心に浮んだの読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...不幸にも原稿の全部が灰(かいじん)に帰しました...   不幸にも原稿の全部が灰燼に帰しましたの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...呂布(りょふ)一洛陽の余(よじん)も...   呂布一洛陽の余燼もの読み方
吉川英治 「三国志」

...北京府(ほっけいふ)の大半は匪賊(ひぞく)のために灰(かいじん)となり...   北京府の大半は匪賊のために灰燼となりの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...坩堝(るつぼ)を砕いたような余(よじん)の焔は...   坩堝を砕いたような余燼の焔はの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...余(よじん)は消されつくしても...   余燼は消されつくしてもの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「燼」の読みかた

「燼」の書き方・書き順

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