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スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...そして熊本市は灰燼に帰した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...其処此処の熱灰の中からは折々余燼がチラ/\と焔を上げて...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...京伝馬琴以後落寞として膏(あぶら)の燼(つ)きた燈火(ともしび)のように明滅していた当時の小説界も龍渓鉄腸らのシロウトに新らしい油を注ぎ込まれたが...
内田魯庵 「四十年前」
...灰燼(かいじん)になる筈であった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...大きな焚火が燃え尽きて明るい余燼となっていて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...例の大きな焚火の余燼はもうほとんど燃え尽きて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...薪(まき)の余燼(もえさし)が赤く見えた...
田山花袋 「一兵卒」
...まだ臭いと余燼(よじん)をくすぶらしているのがよくわかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...何ものをも燒き盡さねば止まぬ神聖性の猛火の中に灰燼に歸した主體は...
波多野精一 「時と永遠」
...それを灰燼に帰した暴力は世紀の恥辱ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...弟敦恒(とんこう)が其燼餘(じんよ)を拾つて二卷を爲した...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...(渙二散世界一作二灰燼一之日...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...不幸戦災に会って灰燼に帰してしまった...
柳宗悦 「四十年の回想」
...なお戦火の余燼(よじん)が煙っている...
吉川英治 「三国志」
...かつての足利殿の屋敷はどうなった?」「もとより灰燼(かいじん)です」「二階堂の...
吉川英治 「私本太平記」
...今や一ときに灰燼(かいじん)に帰すかと思うと...
吉川英治 「平の将門」
...なお胸の余燼(よじん)を...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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