...燭火を灯して読書するのが好きです...
...お坊さんが神前に燭火を灯してお経を唱えました...
...燭火の光が明かりを消した部屋を幻想的に彩りました...
...燭火が風で消えないように、風よけを用意しました...
...ロマンチックな雰囲気を出すため、燭火を灯してディナーを楽しむ...
...クララは部屋の隅の聖像の前に跪(ひざまず)いて燭火(あかり)を捧げた...
有島武郎 「クララの出家」
...われ等は石龕のわれ目に燭火(ともしび)さしつけて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...蝋燭火(ろうそくび)へ紙火屋(かみぼや)のかかった灯(あかり)の向うへ...
泉鏡花 「歌行燈」
...黄昏(ゆうぐれ)の邸内には燭火(ともしび)の光が二処(ふたところ)からちらちらと漏(も)れていた...
田中貢太郎 「悪僧」
...もっと燭火(あかし)を持(も)て...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...輝(かゞや)く燭火(ともしび)が又(また)一段(だん)と輝(かゞや)くわい!夜(よる)の頬(ほゝ)に照映(てりは)ゆる彼(あ)の姫(ひめ)が風情(ふぜい)は...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...燭火(あかし)を!……(又チッバルトに對ひ)どうしたものぢゃ!是非(ぜひ)とも靜(しづ)かにして貰(もら)はう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...……(從者に向ひ)もそっと燭火(あかし)を持(も)て...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...夜(よる)の燭火(ともしび)は燃(も)え盡(つ)きて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...それがびっこをひくので手にさげた燭火(しょくか)のスポットライトが壁面に高く低く踊りながら進行してそれがなんとなく一種の鬼気を添えるのだが...
寺田寅彦 「自由画稿」
...燭火((あかり))手に持ち...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...陰惨な法廷の燭火は燃え尽して消えようとしていた...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...老人の最後の燭火(ともしび)も欲しいと云ふ...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...燭火の佗しさに思ひ到り...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...燭火の尽きなんとする一歩手前の明るさのような無気味なものをまんざら誰もが感じないわけでもなかったが...
正岡容 「小説 圓朝」
...道場壇上の正面、天照皇大神宮(あまてらすこうたいじんぐう)、八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)――二柱の御名をしるした、掛軸の前には、燭火が輝き、青々とした榊が供えられていた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...玉卿便把二双手一、抱レ腰忙扶上二綉榻一解レ衣之際、見二燭火明亮一、只見三得皓體呈レ輝並無二毫毛點一云々...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...最早新(あらた)に燭火を点(ともし)候にも及ばず...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
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