...中の一枚とりあげてヘカベー之を獻つる、そは巧妙を極めたる最美最麗、燦として、星の如くに耀きて、すべての下に藏めらる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...狂女の衣裝は燦として美しい...
長塚節 「佐渡が島」
...聖光燦として座をつらね...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...大きな黄緑色の複眼の燦として輝く...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...燦として星の如く輝くのを見て...
野村胡堂 「天才兄妹」
...燦として正しく煤を払ふ荒掠者の姿だ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...こんこんと滾れて水の如き日光が希望に充ちたるものゝ如く燦として不思議な花のやうに輝きました...
牧野信一 「青白き公園」
...七宝の利剣は燦として夜光の珠の帯の如く...
吉川英治 「三国志」
...あなたの朱金のは、燦として、あまりに赤いから眼につきます...
吉川英治 「三国志」
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