... 555燦々として衆星の光照り出で...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...動物らの喚び出した燦々とした書割(デコール)の中に溶け込んでゐた...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...殊に木星の白い輝きの明るさは、燦々と、まことに四邊(あたり)を拂ふばかりである...
中島敦 「かめれおん日記」
...中まで燦々と輝かせました...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「羊飼いハイタ」
...口腔からは燦々たる火気をフーフーと吐いて奮然と立ち上つた...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...けれど閉めた襖の面をうってなお燦々とふりそそぐ 光の音は声ともなって私をとらえる月の隈なさをはじめてわたしにおしえたその声が今また そこにあるかのよう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...燦々(さんさん)の頃城上に銅鑼(どら)鳴るあらん機...
吉川英治 「三国志」
...鉄甲燦々(さんさん)と流れゆく兵馬の編制を見ると...
吉川英治 「三国志」
...……あのあたりに燦々(さんさん)と見ゆる大軍こそ彼の床几場(しょうぎば)...
吉川英治 「私本太平記」
...その長い行列の上を燦々(さんさん)と渡ってゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...燦々(さんさん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...燦々(さんさん)と国境の彼方(かなた)へさして流れてゆくのを見た甲府の人々の眼には...
吉川英治 「新書太閤記」
...燦々(さんさん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとり燦々(さんさん)として烈日を射るが如きものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...こちらへ」郭中(かくちゅう)は一面燦々(さんさん)たる燈燭である...
吉川英治 「新・水滸伝」
...海はいちめん燦々(さんさん)と揺れた...
吉川英治 「源頼朝」
...月下を燦々(きらきら)と...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...燦々と輝く電燈を吊した新興商店街を抜けると...
蘭郁二郎 「蝕眠譜」
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