...それは大きなラミナリア〔昆布〕で、乾燥して、俵にして支那へ輸出する...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...燥(はし)やぎのジム(飼犬(いぬ)の名)が人々の後を追ひかけ廻つて叱(しか)られたり...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...晩春から初夏へうつる季節に於ける常套病――焦燥...
種田山頭火 「其中日記」
...それは妖精(ようせい)物語にたいする無味乾燥な序文のように思われた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...寒冷(かんれい)な空氣(くうき)の爲(ため)に陸稻(をかぼ)の特色(とくしよく)を現(あらは)して切口(きりくち)から忽(たちま)ちに罅割(ひゞわ)れになつて堅(かた)く乾燥(かんそう)した...
長塚節 「土」
...しののめきたるまへ私の心は墓場のかげをさまよひあるくああ なにものか私をよぶ苦しきひとつの焦燥このうすい紅(べに)いろの空氣にはたへられない戀びとよ母上よ早くきてともしびの光を消してよ私はきく 遠い地角のはてを吹く大風(たいふう)のひびきをとをてくう...
萩原朔太郎 「青猫」
...焦燥から来た我執とみなければなるまい...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...題は「ロッパ狂燥曲」を止して「明るい日曜日」とする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...箱の中身は乾燥した肉片...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...焦燥であった...
本庄陸男 「石狩川」
......
槇村浩 「明日はメーデー」
...一と思に引(ひ)ツ裂(さ)いて了はうかとも思つて見る………氣が燥(いら)ついて...
三島霜川 「平民の娘」
...さりとて臥(ねた)きりに寝台に縛られていると何か落付かない焦燥が...
宮本百合子 「或る日」
...子供がたかって意味も知らずに声を張りあげ無味乾燥な太鼓に追いまくられるようにしながら...
宮本百合子 「刻々」
...大陸は空気が乾燥していたのに頭髪の手入れをせず油もつけなかった為か...
柳田国男 「故郷七十年」
...この新しい権威である思想に向って俄(にわ)かに自己の生活を適応させるために照準の大転換を行おうとして焦燥(あせ)る者と...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...従来の兵法に関する伝書的なものの無味乾燥(かんそう)に似たのとちがって...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...投げ出すように腰を下ろすと外套を透(とお)して尻の下の落葉がカサカサと妙に乾燥した音を立てながらくだけるのを感じた...
蘭郁二郎 「自殺」
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