...高熱や頭痛、目眩などに効くとされる漢方薬には熊胆が含まれる...
...熊胆を売買することは違法行為である...
...熊胆の価格は高騰しており、入手が困難である...
...自然の中で熊胆の採取をすることは危険であるため、絶対に行ってはいけない...
...熊胆は、消化器系や肝臓にも良い影響を与えるといわれる...
...いま熊胆を飲ませたけれどまア今日はよした方がよかろうという...
伊藤左千夫 「浅草詣」
...雪中の熊胆はことさらに価(あたひ)貴(たつと)し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...熊胆(ゆうたん)春は首(くび)に在(あ)り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...翌日、大得意で道庵先生が、馬に乗って福島の宿駅を立ち出でることしばし、「あ、忘れた」と馬上で叫び出し、「あの獣皮屋(けがわや)へ、熊胆(くまのい)のいいところを一くくりあつらえて、昨夜(ゆうべ)のうちに代金まで渡しておいたが、出がけに忘れてしまった、済まねえが友さん、ひとつ取って来てくれねえか」「よし来た」宇治山田の米友は心得て、熊胆を受取りに、宿の方へ取って返しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...特別注文の熊胆(くまのい)を取りに走(は)せ戻った宇治山田の米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...熊胆を売らんとて勧むる者多し...
中里介山 「大菩薩峠」
...土産物屋(みやげものや)の熊胆(くまのい)をかっぱらうようにさらって...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまり自分は熊胆を取って来いといわれたけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...早く取って帰るべき熊胆を取って帰らずに...
中里介山 「大菩薩峠」
...懐中に入れた精製の熊胆(くまのい)も...
中里介山 「大菩薩峠」
...解剖に託して熊胆(くまのい)が出るや否(いな)や帰(かえっ)て仕舞たと云う事がチャンと分(わかっ)たから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...虎皮上で竜虎采戦の秘戯をすると二人とも精神茫空(ぼうくう)す熊胆を服めば本復すと...
南方熊楠 「十二支考」
...皮と熊胆(くまぎも)を附近の里へ持って出て...
柳田国男 「山の人生」
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