...鏡を見ると頭髪(かみ)や満面の熊毛に白いのがふえたには今更(いまさら)の様に驚く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...背の真中まで二寸ばかりの真黒な熊毛がもじゃ/\渦(うず)まいて居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...此あたり今は熊毛郡なれども...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...或は熊毛郡を古の周防郡なりしならんと説く者あれども...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...山口県熊毛郡光井村にすんでいた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...山口県熊毛郡島田村居住...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...三月二十六日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 山口県熊毛郡島田村より(厳島紅葉公園と広島駅の絵はがき二枚)〕二十四日の午後三時のふじで東京をたち...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...では又五月九日〔巣鴨拘置所の顕治宛 山口県熊毛郡島田村より(封書)〕五月九日島田の家の表通りに近い方の二階の机でこれを書きはじめました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...六月二十日〔巣鴨拘置所の顕治宛 山口県熊毛郡光井村より(封書)〕六月二十日(一九三八年)山口県光井村にて 第三十信野原の家の奥座敷で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...四月十七日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 山口県熊毛郡周南町上島田より(封書)〕四月十七日 第三十二(?)信さて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...六月九日〔巣鴨拘置所の顕治宛 山口県熊毛郡周南町上島田より(封書)〕六月九日 島田第一信ここは野原の家の座敷の廊下です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...槍取りて左右にならびたる熊毛(くまげかぶと)の近衛卒(このえそつ)の前を過ぎ...
森鴎外 「文づかひ」
...槍(やり)取りて左右にならびたる熊毛(くまげかぶと)の近衛卒(このえそつ)の前を過ぎ...
森鴎外 「文づかい」
...山口県にも鹿児島県にも熊毛郡があり...
柳田国男 「故郷七十年」
...鹿児島県熊毛郡中種子村油久)これとよく似た話がまた日本の北の田舎...
柳田國男 「日本の伝説」
......
柳田國男 「日本の伝説」
...他にその習癖のない長門(ながと)阿武(あぶ)郡・周防(すおう)熊毛(くまげ)郡...
柳田国男 「木綿以前の事」
...太刀拵熊毛尻鞘かけ...
横瀬夜雨 「天狗塚」
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