...畑仕事に必要な熊手を新しく買った...
...熊手で草むしりをしていると、腰が痛くなってしまった...
...熊手の柄が折れてしまったので、修理に出した...
...熊手があるので、自宅の小さな畑で野菜を育てている...
...熊手を使って畑を耕すのは大変だけど、気持ちがいい...
...それを熊手でかき起すのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...「熊手には入船と出船があるんですッてね」「ふーん」「芸者家なんかは出船...
高見順 「如何なる星の下に」
...高箒(たかほうき)と熊手を動し...
永井荷風 「曇天」
...冬(ふゆ)毎(ごと)に熊手(くまで)の爪(つめ)の及(およ)ぶ限(かぎ)り掻(か)いて行(ゆ)くので...
長塚節 「土」
...他人(ひと)の熊手(くまで)や鎌(かま)を入(い)れ去(さ)つた後(あと)に求(もと)める...
長塚節 「土」
...然(しか)し熊手(くまで)の爪(つめ)が速(すみや)かに木陰(こかげ)の土(つち)に趾(あと)つける其(そ)の運動(うんどう)さへ一度(ど)は一度(ど)と短(みじか)い日(ひ)を刻(きざ)んで行(ゆ)く樣(やう)な冬(ふゆ)の季節(きせつ)は餘(あま)りに冷(つめ)たく彼等(かれら)の心(こゝろ)を引(ひ)き緊(し)めて居(ゐ)る...
長塚節 「土」
...左手に熊手をふりかぶっているところまで...
中谷宇吉郎 「八戒に遭った話」
...「これは何んだ」「櫛ですよ」「櫛はわかつて居る――まさか熊手と間違やしめえ」「その櫛に曰(いは)くがありさうなんで」「何處の新造に貰つて來たんだ」「今頃こんな古風な櫛を差す新造(しんぞ)はありませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下から熊手のやうなもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手の暇あらば熊手の内職もして見やうといふ気風なれば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...玄石の肺腑(はいふ)を熊手で掻きむしるようだった...
平林初之輔 「二人の盲人」
...身分不相応な大熊手を買うて見た処で...
正岡子規 「熊手と提灯」
...もし前の熊手が一号という大きさならこの熊手は廿九号位であるであろう...
正岡子規 「熊手と提灯」
...目の前にある熊手の行列は非常に大きくかいてあつて...
正岡子規 「病牀六尺」
...熊手をもって淳于瓊(じゅんうけい)をからめ捕った...
吉川英治 「三国志」
...そして熊手や鉤槍(かぎやり)をそろえて...
吉川英治 「三国志」
...「お館(やかた)はおらるるか」「はい、おいで遊ばします」「取次いでくれい」「どうぞ」と、熊手を引いて、先に立つ...
吉川英治 「親鸞」
...熊手を持つて來て...
若山牧水 「樹木とその葉」
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