...畑仕事に必要な熊手を新しく買った...
...熊手で草むしりをしていると、腰が痛くなってしまった...
...熊手の柄が折れてしまったので、修理に出した...
...熊手があるので、自宅の小さな畑で野菜を育てている...
...熊手を使って畑を耕すのは大変だけど、気持ちがいい...
...上にのっている熊手は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...靴の底から熊手(くまで)のようなものがとび出して...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...熊手をあげて我(わし)が口へ柔(やはらか)におしあてる事たび/\也しゆゑ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...お婿(むこ)さんを早く貰いたい娘さんは入船と……」以前はお酉さまの熊手は水商売客商売の人々しか買わないものらしかったが...
高見順 「如何なる星の下に」
...熊手の真ん中にまず大根締めを取り附け...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...前の日の夜の十二時頃から熊手を籠長持(かごながもち)に入れて出掛けるのですが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...熊手の売り方と同じように買い手の慾(ほ)しがる大きさのを一つ位ほん俵の上などにとまらせて...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...自分の当り籤にまず第一に熊手を差し出す者は誰なのかを細君は知り抜いていたのであった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「富籤」
...鉄(かね)の熊手(くまで)である...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...大きな雜穀屋の裏、土藏の後ろへかけた庇の中が、順八の仕事場で、藁(わら)が一杯積んであり、熊手や藁打臺や、草鞋作りの小道具が、筵(むしろ)の上に整然と置かれてあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金方(バンキエ)が熊手の先で押して寄越した二万八千法の賭牌(ジュットン)の小山を忙しく例の大袋へ投げ込んだ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...九郎の頭ちかくに悪魔のそれのやうに鍵なりに曲げた熊手で畳を引つ掻いてゐた...
牧野信一 「ゾイラス」
...熊手を持ったまま立ちつくしていると...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そして熊手や鉤槍(かぎやり)をそろえて...
吉川英治 「三国志」
...十五に熊手(くまで)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...伏兵の熊手に馬の足を攫(さら)われ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...茨組という暴民のことは「室町殿日記」にも見え、――その装束(さうぞく)は、赤裸に茜染(あかねぞめ)の下帯、小玉打の上帯を幾重にもまはしてしかとしめ、三尺八寸の朱鞘(しゆざや)の刀、柄(つか)は一尺八寸に巻かせ、鐺(こじり)は白銀にて八寸ばかりそぎにはかせ、べつに一尺八寸の打刀(うちがたな)をも同じ拵にて、髪は掴み乱して荒縄にてむづとしめ、黒革(くろかは)の脚絆(きやはん)をし、同行常に二十人ばかり、熊手、鉞(まさかり)などを担がせて固め、人々ゆきあふ時は、「あれこそ聞ゆる茨組ぞ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それで、敷布をひろげるにも、壁の方の側の縁を折り込むにも、熊手を使う...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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