「煮えきらない」の意味
煮え切らない状態
「煮えきらない」の例文(場面別)
- ビジネス彼の返事はいつも煮えきらないので、プロジェクトの進行が遅れている。
- 日常会話彼女の返事が煮えきらないので、デートの予定が決まらない。
- ニュース政府の対応が煮えきらないため、市民の不安が増大している。
小説での「煮えきらない」の使い方
...清逸は煮えきらない部屋の空気を身に感じながら...
有島武郎 「星座」
...夫婦生活を始めてから二十何年間、夫は何とつまらない、およそこれとは似ても似つかない、生ぬるい、煮えきらない、後味の悪いものを私に味あわせていたことだろう...
谷崎潤一郎 「鍵」
...彼女の言葉に何か煮えきらないところもあった...
徳田秋声 「仮装人物」
...その煮えきらないところが...
豊島与志雄 「女と帽子」
...晋作はなお煮えきらない返辞ばかりして...
豊島与志雄 「白血球」
...あんな意志の弱い煮えきらない者をおかれても...
豊島与志雄 「変な男」
...親類の……」とお雪が煮えきらない返事をしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...人に煮えきらない疑問を持たせて毒になりますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...痺(しびれ)がきれるでせう」「それでどうした」その煮えきらないのに口をきかせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「ここへお持ちいたしましょうか」サト子は煮えきらない調子で言った...
久生十蘭 「あなたも私も」
...」「どうだ?」妙に周子の態度が煮えきらないので私は...
牧野信一 「毒気」
...家庭裁判所の大体の様子を見たいといふほどの煮えきらない心持だつたやうだ...
宮地嘉六 「老残」
...と煮えきらない返辞をした...
山本周五郎 「季節のない街」
...何事にも煮えきらないのである...
吉川英治 「三国志」
...良人の煮えきらない容子に蔡夫人は焦々(いらいら)しく思った...
吉川英治 「三国志」
...(煮えきらない人だ)と云うし...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...煮えきらない炬燵思案(こたつじあん)の顔いろを見ると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...範頼は煮えきらない性(たち)だし...
吉川英治 「源頼朝」
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