例文・使い方一覧でみる「煌々」の意味

...煌々（こうこう）と輝いて金貨散らばる洞窟（どうくつ）の隅から隅までを照らし... 煌々と輝いて金貨散らばる洞窟の隅から隅までを照らしの読み方
海野十三「恐怖の口笛」

...煌々（きらきら）と光る露のダイヤモンドが... 煌々と光る露のダイヤモンドがの読み方
相馬泰三「田舎医師の子」

...大小無数の電灯の灯の影が昼をもあざむくばかりにあたりに煌々として...
田山録弥「海をわたる」

...これが争闘と称ばれ得るものなれば――スクルージは幽霊の頭の光が高く煌々と燃え立っているのを見た...
ディッケンス　Dickens 森田草平訳「クリスマス・カロル」

...しかも別れ際に精霊が例の松明から振り掛けてやった煌々たる滴りの中に一層晴れやかに見えた時...
ディッケンス　Dickens 森田草平訳「クリスマス・カロル」

...諸隊あまねく煌々と篝火を燒きて宣んすらく... 諸隊あまねく煌々と篝火を燒きて宣んすらくの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...煌々の篝火絶えず燒きつゞく... 煌々の篝火絶えず燒きつゞくの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...其丸いホヤから四方へ投げ出す強い光であたりが煌々として居る... 其丸いホヤから四方へ投げ出す強い光であたりが煌々として居るの読み方
長塚節「菜の花」

...煌々（くわう／＼）としてどの位明るいのかと想はれる... 煌々としてどの位明るいのかと想はれるの読み方
長與善郎「青銅の基督」

...まるで舞踏会でもあるように煌々（こうこう）と灯りがついていた... まるで舞踏会でもあるように煌々と灯りがついていたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...中に電球が煌々（こうこう）と輝いているため... 中に電球が煌々と輝いているための読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「黄金薔薇」

...電灯が煌々と輝き... 電灯が煌々と輝きの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「諜報部」

...その輝きを煌々（こうこう）と感ずるだけでもほッと救われるのである... その輝きを煌々と感ずるだけでもほッと救われるのであるの読み方
本庄陸男「石狩川」

...煌々たる光りが三方の硝子戸を透（すか）してあたりの闇を圧（お）しのけてゐる... 煌々たる光りが三方の硝子戸を透してあたりの闇を圧しのけてゐるの読み方
牧野信一「西瓜喰ふ人」

...ゆき子は煌々とした灯の下で... ゆき子は煌々とした灯の下での読み方
「朝の風」

...一面の海上煌々と白色に輝き... 一面の海上煌々と白色に輝きの読み方
武者金吉「地震なまず」

...煌々（あかあか）と神灯（みあかし）がついた... 煌々と神灯がついたの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...煌々（こうこう）と絶ゆることなく燃やし続けられたが... 煌々と絶ゆることなく燃やし続けられたがの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

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