...こういうものに力を入れるのは全然無駄骨折りであるというような説を時々耳にすることがあるが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...開闢論の問題に関する理論的の仕事は無駄骨折りであるとか...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...君のお芝居は無駄骨折りばかりだったよ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...神尾の無駄骨折りを冷笑するくらいの余裕を持っておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは全くの無駄骨折りでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これはまったくの無駄骨折りでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まるっきりの無駄骨折り...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...しかしみんなそれは無駄骨折りにすぎなかったのだ...
山本周五郎 「藪落し」
...それから今大路家や音丸家のあとも一々尋ねて見たがみんな無駄骨折りにおわった...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...大人たちの営営とした間抜けた無駄骨折りが...
横光利一 「微笑」
...結局は無駄骨折りに終ってしまった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...時間もなにも分らない振子時計の機械的な無駄骨折りにひとしいものである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
便利!手書き漢字入力検索